“Corpus Christi”が2020年アカデミー賞国際長編映画賞部門にノミネート!

2020年1月13日、映画科学アカデミーは第92回アカデミー賞のノミネートを発表し、ポーランドのヤン・コマサ(Jan Komasa)監督作品“Corpus Christi(原題:Boże Ciało)”が国際長編映画部門(これまでの外国語映画賞部門)にノミネートされました。

ポーランドの作品が最後にアカデミー賞にノミネートされたのは2015年、パヴェウ・パヴリコフスキ(Paweł Pawlikowski)監督作品“イーダ(原題:Ida)”で、外国語映画賞を受賞しています。

コマサ監督は1981年ポズナン生まれ。父親は著名な俳優のヴィエスワフ・コマサ氏、弟シモンはオペラ歌手、妹のマリーはポップス歌手、もう一人の妹ゾフィアは演出家という生粋の芸術家族の出身です。

ポーランドでも最も期待されている若手監督のひとりであり、これまでの代表的な作品には“ログアウト(原題:Sala Samobójców)”、“リベリオン ワルシャワ攻防戦(原題:Miasto 44)”などがあります。

他にノミネートされた作品はスペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督の”Pain and Głory”や韓国のポン・ジュノ監督作品“パラサイト 半地下の家族”、仏ラジ・リ監督作品“レ・ミゼラブル”そしてマケドニアのドキュメンタリー映画“Honeyland”の4作品。アカデミー賞授賞式は2月9日にハリウッドのドルビー・シアターで行われます。