ポーランドの夏。バーベキューをしたり海水浴に行ったりとアクティブに過ごす人も多いですが、静かなところでゆっくりしたい人や年配の人はジャウカ(Działka)で過ごすことが多いです。
ジャウカのもともとの意味は“土地”なのですが、この場合はサマーハウスとでも言えば良いでしょうか。緑の多い郊外や田舎の方に立てた小さなおうちのことを言います。よく見かけるものは木造平屋でテラスがついています。一般的には夏のあいだや天気の良い週末に過ごすための家ですが、最近は普通の一軒家とまったく変わらないコンクリート建てのものも増えているようです。
ジャウカにはほとんどの場合庭が付いているので、家庭菜園やお花の手入れに精を出す人も多いです。基本的には緑の多い林や湖などの近くにあることが多く、鳥のさえずりや風の音しか聞こえないくらいに周りも静かです。近くに林があれば長い散歩に出かけたり、キノコ狩りに行ったりも。
家族で集まったり、仲の良い友人たちを招いてバーベキューをしたり。都会の喧騒を忘れてゆったりとした時間を楽しみたい人には最高ではないでしょうか。
(写真はwww.budnet.plのものです)