ポーランド人の誇りといえば第264代ローマ教皇であった故ヨハネ・パウロ2世(在位1978~2005年)。2014年4月27日に列聖が宣言されました。
彼の生まれ故郷であるヴァドヴィツェ(Wadowice)にあるヨハネ・パウロ2世博物館が4月9日、4年近くにわたる改修作業を終えて再オープンし、記念式典にはドナルド・トゥスク首相やスタニスワフ・ジヴィシュ枢機卿などが出席しました。
この博物館は1920年にカロル・ヴォィティワ(Karol Wojtyła)として生まれたヨハネ・パウロ2世が実際に18歳まで住んでいた建物で、ここでは幼少時代・青年時代について知ることができます。初めての聖体拝領のときの写真や家族写真、衣類や死の間際に読まれた聖書、逝去後世界中のカトリック信者から寄せられた手紙などを見ることが出来ます。
また、イタリア法務省より3年契約で貸し出されている、1981年バチカンのサンピエトロ広場で狙撃され重傷を負った際に犯人が使用した銃も展示されています。
ヨハネ・パウロ2世博物館
Dom Rodzinny Jana Pawła II
ul. Kościelna 7, 34-100 Wadowice
tel. 33 823 35 55
http://www.domjp2.pl/