ロシア・ソチで開催されている冬季オリンピックが始まってちょうど1週間。これまでにポーランドは2つの金メダルを獲得しています。
1.スキージャンプ男子ノーマルヒル – Kamil Stoch(カミル・ストフ)
2月9日に行われたスキージャンプ男子ノーマルヒル決勝で、カミル・ストフ選手(26)が1回目に105.5メートル、2回目に103.5メートルを飛び、合計278.0点を記録して見事金メダルに輝きました。ポーランドのスキージャンプ選手が冬季オリンピックで金メダルを獲得したのは歴史上2度目で、ヴォイチェフ・フォルトゥナ(Wojciech Fortuna)選手が金メダルを獲得した1972年の札幌オリンピック以来、実に42年ぶりの快挙となりました。
2.クロスカントリースキー女子10キロメートルクラシカル – Justyna Kowalczyk (ユスティナ・コヴァルチク)
2月13日に行われたクロスカントリースキー女子10キロメートルクラシカル決勝で、ユスティナ・コヴァルチック選手(31)が28分17秒8の記録で金メダルに輝きました。実はコヴァルチク選手は足の甲の骨を骨折しており、オリンピック出場自体が危ぶまれていましたが、怪我を乗り越えての金メダルとなりました。
冬季オリンピックにも関わらず、現在開催地ソチの気温は20度ほどになっており、雪が解けたり柔らかくなったりして滑りやすくなっているため、転んで怪我をする選手も出てきているそうです。そんな悪条件の中ですが、選手の皆さんには頑張って欲しいですね。