ポーランドでしてはいけないこと

ポーランドにいるからには、きちんとマナーについて知っておきたいもの。今回はポーランドでタブーとされている行動を集めました。

人前で洟をかむのは良いが、洟をすすってはいけない。
日本とは逆ですが、これをやると本当に嫌がられるので注意しましょう。ちなみに、洟をかんだハンカチやティッシュをポケットにしまうのはマナー違反とはされていません。

挨拶をするとき、ドアや敷居をまたいで握手してはいけない。
握手はお部屋の中、もしくは外でしましょう。車の外で誰かが待っていてくれている場合も、車から降りてから挨拶をします。また大勢の人が一度に握手をしている場合、他の人が握手している上に手を出して握手してはいけません。

初対面の女性に年齢を尋ねてはいけない。
年齢を聞かれるのが嫌な女性は多いものです。本当に仲良くならない限り、こちらから聞くのはやめておきましょう。

スープやスパゲティなどを食べる時に音を立てて啜ってはいけない。
日本にいる感覚で思わずしてしまいそうになりますが、ポーランドではマナー違反の最たるものです。レストランでこれをやると注目の的になります。

公園などで芝生の上を歩いてはいけない。
公園には歩道があります。緑は大切に。

露出の多い格好で教会に入ってはいけない。
ただ観光するつもりでも、そこにいる信者さんたちに不快感を与えないようにしたいものです。ちなみに、ロシア正教会では足を出した格好も禁止です。

また、縁起が悪いということでしてはいけないこともあります。

結婚式で、花嫁は真珠のアクセサリーをつけてはいけない。
涙を象徴する真珠は、花嫁が身に着けるには縁起が悪いとされています。

はしごがかかっている下をくぐってはいけない。
右肩に乗っている守護天使が落ちてしまう=不幸がおきると言われています

古くなったパンを捨ててはいけない。
ポーランド人の主食であるパンを粗末にする人はいずれ食べ物に困るようになるそうです。ポーランドではパンが固くなったら卵をつけてフレンチトーストにしたり、摩り下ろしてパン粉にしたり、鳥や猫にあげるのが一般的です。

蜘蛛を見つけても殺してはいけない。
蜘蛛を殺すと雨が降るといわれています。

妊娠中の女性に何か頼まれても断ってはいけない。
断ると家にネズミが出るそうです。

朝起きてベッドから降りるとき、左足から先に降りてはいけない。
左足から下りると、その日はいい日にならないそうです。