ワルシャワは、今まさにお出かけ日より!まだここで夏を過ごしたことのない方、これを逃すと、夏は非常に暑くなり日中出歩く気分になれないので、ご注意あれ。(まあ日が長く(日暮れが9~10時)なるので、5~6時頃に再度外出という手もあるが、普通晩ご飯の準備もあることだしー。) そこで、お散歩にお勧めの公園を御紹介します。 (1)ワジェンキ公園 Park Lazienkowska(al.Ujazdowskie) いまさら説明の必要もないほど、ワルシャワを代表する公園。夏期は日曜日にショパン像のあるところで野外コンサートをするので有名(99年6月現在ショパン像が改修工事中なので、園内の別の場所でやってます)ですが、子連れには平日がベター。特に天気がいいと週末はすごい人で疲れます。 コンサートがなくとも、子供には関係なし。くじゃく、鳩、りす、鴨がいて、何か餌になる物(パンくずや木の実)を持っていっておくと、それだけで小さな子供は喜びます。水上宮殿のところでは、有料でボートにも乗れるし、馬車もあります。カフェも園内にいくつかあります。(子供にはクレープがお勧め)ここの良いところは犬、自転車禁止なので、よちよち歩きの子も安全です。 ただ、難を言えば、広すぎ。迷うし、トイレ(掃除のおばさんが常駐しているので、きれいだし、襲われる心配もない。使用料が1~2zlかかる)の表示もあいまいなので、初めての人は入り口で公園マップを買うとよいと思います。私は子供の遊具がおいてあるコーナーに行きたかったのですが、マップを持ちながらもたどりつけませんでした。(もしかして、アホ?) 注)園内のベルベデーレというレストランは、ここでも屈指の高級レストランです。行くのなら、お覚悟あれ! (2)植物園 Ogrod Botaniczny (al.Ujazdowskie沿い、(1)の北隣り) 入場料3.5zl ここに長年住んだ人によれば、ワルシャワに数ある公園の中でもいちおしだそう。春も浅いとただの苗木を見ることになりトホホですが、シーズンは花が咲き誇りとてもきれい。敷地は大きくないが、うっそうとしているので、全部回ると見応えあり。子供向けの遊具や広場はなし。 3)ウヤズドフスキ公園 Park Ujazdowski (al.Ujazdowskie沿い、al.Armii Ludowejを挟んで(2)の北側 ) 道を挟んでイギリス大使館の向かい側くらいに、木製の遊具がどどーんとおいてあるので、それで遊ぶことの出来る年齢の子連れにお勧め。(2歳くらいからでしょうか)仮に遊具で遊べなくても、池にはあひるがいます。ですが、あひるはうかつに手を出すと、カプッとやる(私はその昔やられた)ので、小さいお子さんは気をつけて。 (4)ワルシャワ動物園 Ogrod Zoologiczny (ul.Ratuszowa 1, Praga Polnoc) 開園時間 9:00~19:00 ここもご多分に漏れず、とても広いので、1日で全部回ろうとすると疲れます。動物園と公園がミックスされたような感じで、お散歩がい(?)があります。子連れでワルシャワに住むのなら、一度は訪れざるをえないのでは。一応メジャーな動物はほとんどいます。(観光で来ているのなら、他を回りなさい)やたらバイソンがいるなーと思ったら、ポーランド国内に野生でいるとのこと。すごすぎ。 難点は、どこに何がいるのか、園内の表示がアバウトでわかりにくい。(絵のたてふだがたっている)ひょっとしたら、マップが売っているのかもしれないけれど、判らずじまい。まあ、疲れたら、園内にはカフェがたくさんあるので、その都度休憩してもよし。ただ食べ物はハンバーガーとかホットドッグとか冷凍のファーストフードをレンジでチーンしたとしか思えない物をだすので、グルメ派は弁当持参がベター。 注)マイカーで行くという人は駐車場がないので、入り口付近の道の脇に勝手に止めるしかない。朝出遅れると、駐車スペースなしという事態も。それに盗難というリスクを考えると、お金がかかってもタクシーの方がよいのでは。 (5)サスキ公園 Ogrod Saski (ul.Marzalkowska & ul.Krolewska) ここも木製の遊具あり。子連れママに評判の公園。噴水がさわやか。公園の西に「無名戦士の墓」があって、毎時ちょうどに衛兵の交代が見られます。ただし、頼んでも衛兵はカメラに一緒におさまってはくれません。念のため。その雄姿をひっそりと撮るしかなさそう。 (6)ヴィラノフ宮殿 Palac Wilanowski (ul.Wiernitza 1) 宮殿もさることながら、庭園が素晴らしい。宮殿も庭園も入場料がいります。「宮殿内部の見学は、自分勝手にはできないシステム(ガイドに従ってグループ毎に見学)」とさるガイドブックにあったものの、とある子連れママは勝手に回ったと言ってました。ですが、床を保護するためか、靴にはカバー、ベビーカー御法度なので、あんよのできないベビー連れには苦しいかも。庭園だけでも十分に訪れる価値あり。 関連記事 / Related posts: きのこの子育て日記:ベビー服 きのこの子育て日記:キョーフの夏休み きのこの子育て日記:薬 きのこの子育て日記:観劇 きのこの子育て日記:サーカス鑑賞
ついに見ることができました。ポーランドのサーカス!以前にも張り紙は見たことがあったのですが、車から降りて確認しなかったので、どこでやってるかもわからずに見逃してしまいました。(新聞での広告はないと思うので、張り紙を見つけたら、しっかりと場所と日時をチェックして下さい。) 今回はたまたま他のご家族が教えて下さったので、その日に前売りのチケットを購入しました。(サーカスの設営してある所でチケットを売っていた)場所は地下鉄Wilanowska駅のそばの広っぱ。値段は30zl。(日本円で900円強) この値段が高いか安いかについては論議を呼ぶところでしょうが、国立劇場でクラシックコンサートが7zl~45zl(最前列が90zl)の価格帯で見ることができると思えば、若干高いような気がしました。お客もそのせいか6割くらいの入り。(本当にやっていけるのか?) 内容から言えば、30zl払って十分おつりが来ると言える位充実してました。アクロバット、ブランコ、命綱もつけずにやる宙づりetc。動物もライオンや虎こそいないものの、象、熊、犬、らくだ、馬の総動員。休憩をはさんで、2時間半くらいやってました。 前の方の席だとプラスチックの椅子なのでいいのですが、後ろだと、背もたれのない幅の狭いベンチに座る羽目になるので、おしりが痛いです。(10zlよけいに払う最前列に座った人に聞くと、ほこりっぽくて死にそうだったそう)ちなみに娘はじっと座って観るというのは無理だったものの、芸が終わって拍手の段になると、必死で拍手していました。次の日も「サーカス行く!」と連呼していたので、きっと楽しかったのだと思います。(2歳3ヶ月なので、訊ねようがない。申し訳ないです。) 今月のおまけ: Klif (ul.Okopowa 58/72) Wola地区にKlifという新しいショッピングセンターができました。行ってみて驚き。中はそんなに大きくないのですが、子連れにはありがたいセンターです。 まず、貸し出しベビーカーがあること。ただのベビーカーではなく、車の形をしているので、子供も喜び、ある程度の時間はぐずらずにすみます。1時間5zlくらいだったと思います。(身分証明書と引き替えに借りられる)私はたまたまこの日ベビーカーを忘れて死にそうだったので、心底ありがたかった。(0歳児だとのせるのは無理そう) あとは、子供服のブティックが充実していること。3、4店あって、デザインもかわいい。値段もリーズナブルだし、わざわざ外国に買いに出る必要もなくなったなーとしみじみ。 とどめは、託児所のついたおもちゃ屋 Kuzyn Clown 。プレイルームかなと思ったら、そうではなく、子供をおいて買い物に行っていいそうです。(というか、親がいるスペースがない)1時間5zl。年齢制限があり、3歳から8歳まで。子供一人おいていくのもかわいそうなので、できるだけたくさん他の子連れママと連れだって行くとよいかも。 関連記事 / Related posts: きのこの子育て日記:ベビー服 きのこの子育て日記:キョーフの夏休み きのこの子育て日記:薬 きのこの子育て日記:観劇 きのこの子育て日記:散歩へGO!