ポーランドを知る上で貴重な、もしくは役立つTV番組(放送済)を抜粋してみました。 再放送やオンライン視聴が可能なものがあれば、是非一度見てみてください。 (情報提供はKaneko Creative Agencyさんより) NHK ETV特集・HV特集「アンジェイ・ヴァイダ 祖国を撮り続けた男」 ヴァイダ監督の作品を辿りながらポーランドの歴史背景や社会主義時代の映画作りが語られていく。自身の最後の映画になるかもしれないと取り組んだ「カティン」、この映画に対する監督の特別な想いが解き明かされる。資料映像やロングインタビューをふんだんに取り入れ、徹底取材した大作。第25回全日本テレビ番組製作社連盟(ATP)のグランプリ受賞作品。 NHK ふれあい街歩き「ワルシャワ」 ワルシャワの街をぶらぶら歩きながら、出会った人たちとのふれあいを記録した番組。行列のパン屋さんや裏通りの小学校、街角で蝋燭を点すおばあちゃん。何気ない景色の中に様々な夢や想いが秘められていた。 日テレ 絶景・世界自然「マズール地方」 世界の選りすぐられた絶景地方や国定公園を紹介する番組。ポーランド北東部の湖水地方を2週に亘って紹介。数千にも及ぶ湖ができた謎や草原に置き去りにされた石の数々の謎に迫る。あまり知られていない絶景ポイントや湖の美しさが見所。 TBS 地球バス紀行「オストゥラヴァ~ワルシャワ」、「ワルシャワ~グダンスク」 チェコから歩いて国境を超えてポーランド側チェシンの町へ。そこから北部バルト海まで約1,000kmのバスの旅が始まる。バスの中で教えてもらった名所旧跡、途中下車した町々で出会う人々。クラクフ、ザリピエ、サンドミュシュ、ワルシャワ、プオツク、チェホチーネック、グニェフ、グダンスクとバスの旅が続く。 フジテレビ アンビリーバボー 「ビンの中の命」 ワルシャワゲットーから2000人もの子供たちを救った実在の人物イレナ・センドラー。ユダヤ人の子供たちの名前を変えてポーランド人の里親に引き取らせる。後日照合できるように本当の名前と今の名前をビンの中に入れてりんごの木の下に埋めた。最近までほとんど知られていなかった実話をアメリカの高校生たちが探求していく。 テレビ東京 BEEミュージアム ポーランドの養蜂 古来よりポーランドでは蜂蜜作りが盛んであった。現在も女王蜂の人工授精率は世界一で、ヨーロッパに1つしかない養蜂専門高校もある。番組では現在では見られなくなった木洞養蜂の復活活動の様子、花々を求めて何十個の巣箱を引越しさせる移動養蜂、世代から世代に伝わる手作り蜂蜜酒やヤグルマギクのクリーミィ蜂蜜、また蜂蜜で村起こしを実現した神父などを紹介していく。 NHK BS PREMIUM 旅のチカラ「あの歌が生まれた瞬間(とき)を探して」 30年以上に渡りポーランドのパルチザンソング「今日は帰れない」を歌い続けている歌手の加藤登紀子さん。ポーランドを訪れ、作者不詳と言われていたこの歌の背景をたどっていく。 TV東京 未来世紀ジパング 知られざる親日国ポーランド 経済成長の真っ只中にあるポーランドでは日本文化や料理が大人気。その人気の裏に、時を越えたポーランドと日本の絆があった。また、日本企業のポーランド進出ラッシュの理由とは? NHK BS1ワルシャワ蜂起 葬られた真実 ~カラーでよみがえる自由への闘い~ ワルシャワ蜂起中にモノクロで撮影された映像が2014年、カラー化されて甦った。当時の様子をカラー映像と生き残った人たちの証言で検証する。 関連記事 / Related posts: 灰とダイヤモンド/ Popiół i diament (私の見たポーランド映画) LOTポーランド航空成田⇔ワルシャワ便、週5回に増便へ ポーランドの女子相撲 / Kobiece sumo w Polsce ワルシャワ (Warszawa) 文化科学宮殿見学ツアーに行ってみた その1
2013年10月18日よりシェンゲン協定が1部改正されます。 これまで、ポーランド及びシェンゲン領域内の滞在について曖昧な解釈がありましたが、今回の改正で合法的な滞在日数の換算方法が明確になりました。 これまでの解釈、問題点などはサイト内の「シェンゲン協定」をご覧ください。これをご一読頂くと今回の改正がより明確であることがご理解頂けると思います。 改定詳細に関しては、日本の外務省のホームページをご参考ください。 これまでは「180日という期間内で最大90日までの滞在が可能」とされていましたが、その換算方法や既に90日を滞在した場合、次回はいつから合法的に入国(滞在)できるかという解釈が不明確で、各審査官や公的機関でも見解が違いました。それが今回の改定では「あらゆる180日間のうち最大90日の滞在が可能」となります。 ここでいう「あらゆる」は最初の入国日や最後の出国日などを起点にしたものではなく、ランダムに抜粋された180日間と理解して良いと思います。つまりどこの180日間を抜粋しても、その合計(累計)滞在数が90日を超えてなければ良いということです。 逆にこれまでの曖昧な解釈で、あらゆる180日間で90日以上の滞在をしていた方は注意が必要です。例えば、最初の入国日を起点とした180日という期間内で90日以上の滞在をしていなくても、次の180日間の期間内の滞在日数累計が90日を超える場合があります。具体的には1月1日に最初の入国をし20日間滞在、その後5月1日より6月29日まで60日間滞在したとします。ここまでは180日間で80日の滞在なので問題はありません。しかし、6月30日に最初の入国から180日が経過し、次の180日間に切り替わったという解釈で、8月1日~9月30日までの60日間を滞在したとすると、5月1日~10月30日までという「あらゆる」180日間内で120日の滞在をする計算になります。これは4月1日からでも、3月15日を起点とした180日間でも同じです。 また、これまでにも誤解のあった「一度シェンゲン領域外に出て再入国すれば次の90日間が滞在できる」という解釈も当然ながら通用しません。 普通に旅行したり、滞在する分には問題ありませんが、ヴィザ・滞在カードを取得していない長期滞在者は注意が必要です。オーバーステイが発覚すると、シェンゲン領域内共通のデータベースに登録され、1年~5年間、シェンゲン領域内に入国できなくなります。発覚するケースに関しては「パスポートコントロール」を参考ください。 関連記事 / Related posts: シェンゲン協定 短期滞在許可証(karta czasowego pobytu) – 留学生の場合 パスポートコントロール (Kontrola graniczna) ポーランドとシェンゲン協定(2014年5月更新)
フリースタイル・フットボール世界大会「レッドブル・ストリートスタイル・ワールドファイナル 2013 東京」が19日、東京・芝公園内にある増上寺にて行われ、ポーランド代表のシモン・スカルスキ(Szymon Skalski)さんが優勝しました。 肩や頭、腕などを駆使してサッカーボールを動かし、パフォーマンスとしての完成度を競うこのストリートスポーツの世界大会は今回で4度目で、今回がアジア初開催となっていました。 試合は1対1で行われ、持ち時間の3分間の間にどれだけ完成されたパフォーマンスとテクニックを見せることができるかで勝敗が決まります。 ザジェチェという町に住むスカルスキさんは2012年の優勝者・徳田耕太郎さんを破り、決勝ではアルゼンチンのカルロス・イアコーノと対戦して見事優勝。審判に手を持ち上げられて優勝を告げられたスカルスキさんは、信じられないという驚きの表情を隠せませんでした。 8年前にフリースタイル・フットボールをはじめたときから、いずれは世界チャンピオンになることを夢見ていたスカルスキさんは自身のフェイスブックページで「今自分がどんな気持ちでいるか言葉にすることができない。東京に来ることが出来て、世界で一番権威のあるタイトルを手に入れる夢が叶って、今世界で一番ハッピーだ。2014年のブラジルのワールドカップにも行ける事になったし・・・自分自身を誇りに思う」と書いています。 ポーランド語には”Wiara czyni cuda”(信じることは奇跡を起こす)という言葉があります。自分を信じて、あきらめずに努力していれば夢をかなえることも不可能ではないのですね。 (写真はwww.theguardian.comのものです) 関連記事 / Related posts: 関連記事がありません / No related posts.