Pl.Konstytucji(憲法広場)にあるお店、U Szwejka(ウ・シュフェイカ)に行って来ました。 ここは週末などは人でいっぱいで、席が無いこともあるくらいの人気店です。一応チェコ料理店というくくりなのですが、ポーランド料理もたくさんあります。ここに来たら絶対にはずせないのがゴロンカ(golonka)!これは骨付きの豚すね肉をキツネ色にローストしたもので、出てきた瞬間見た目のボリュームに圧倒される一品です。下の写真ではそう大きくは見えないかもしれませんが、これで大体1kgくらい。女性なら3人でひとつ頼めば十分です。さらに味付け用のホースラディッシュをおろしたものやマスタードなど3種類ほどを、別皿に盛って持ってきてくれます。思い思いの大きさに切ったお肉に、これらの調味料をべっとりつけて食べるのがとてもおいしいです。黄金色に焼けた皮の下にはゼリー状の脂身があり、その下にお肉があります。健康を考えると脂身をあまり食べるのも考え物ですが、パリパリの皮と脂身のコンビネーションがたまりません。 そしてこのゴロンカに合うのはやはりビールでしょう。ポーランドの普通のレストランやカフェでは一般的にビールの量は小さいもので300ml、大きものが500mlぐらいですが、ここのものは小さいもので400ml、大きいものが1L!ひとつ気をつけたいのは、これらはジョッキに入ってサーブされること。女性だと、1Lのものを頼むとジョッキが重すぎて飲みにくいことこの上ないです。瓶ビールなら330mlのものもあります。 お会計を頼むと、サービスでwiśniówka(ヴィシニュフカ)が運ばれてきます。甘いので食後のデザートにピッタリです。 ここの目玉はゴロンカですが、それ以外にも生の牛肉に香辛料や生卵を混ぜて食べるタタルステーキ(tatar wołowy)やシュニッツェル(sznycel)、プラツエック(placek po zbojnicku)などもおいしいです。木曜と金曜日だけはムール貝を使ったメニューもあります。ちなみにゴロンカ料理は2種類あるので、上記のゴロンカを食べたい場合はゴロンカ・ズ・ピエツァ(golonka z pieca)を頼みましょう。 夜はアコーディオンなどの生演奏も入り、そこに食事をしている人たちの楽しそうな声も重なってとてもにぎやかです。いつ行っても混んでいるので、週末や大人数のお食事なら先に予約しておくことをおすすめします。 Restauracja „U Szwejka” Pl.Konstytucji 1 00-647 Warszawa http://www.uszwejka.pl/ 関連記事 / Related posts: ゴロンカ (Golonka) ポーランドで食べたいもの グルジア料理 ワルシャワのポーランド料理店 ワルシャワのフランス料理店
向かったのは、ナウェンチョフ(Nałęczów)。ここは、水で有名な街。 ナウェンチョヴィアンカ(Nałęczowianka) として、お店でも売られている水は、この街の名前がつけられているらしく、ここが発祥の地になります。旅の目的は、スパでした。 いい水が湧くからでしょう・・・。このナウェンチョフには、昔から保養施設があって、人々が休養にくるところらしいです。お年寄りが湯治にくる感覚なのか?なんとなくお年寄りが多く感じられました。ただ、緑が多く、公園もきれいなのですが、この日はあいにくの雨・・・いい写真がありません。 ですので、今回はナウェンチョフと合わせて、もう一つ紹介します! ワルシャワを出て南のナウェンチョフに向かう途中、カーナビは確かに川の向こうを示しているのに、橋がない!どうやって向こう岸に渡るというの?!と、かなり不安に不信に思いながら、川岸まで行ってみると・・・・ なんと渡し船があるではありませんか! それも、車を載せて向こうまで連れて行ってくれる船です。いえ、決して見た目は船ではなく、どちらかと言うとイカダなのですが(笑)、まあ、車ごと運んでくれます。この日は、雨だったので、川の色もにごっていましたが、お天気だったら、かなり気持ちがいいと思われる景観を楽しむことができるはずです。 この渡し船のシステム。ポーランドでは、それほどめずらしくないそうです。おじいちゃんが、細々と、でも慣れた感じで連れていってくれました。ぜひ、お試しください。我々が利用したのはSEROKOMLA PROM です。 関連記事 / Related posts: ときめき Day Trip 〜マイダネク編〜 ときめきDay Trip 〜プウォツク編〜
おひさしぶりです、りんごです。 ワルシャワはすっかり真冬、雪がこれでもかというくらいに降っています。家の中から見るぶんにはロマンチックで素敵な眺めですが、外に出れば顔は冷気でひりひりするし、体中に雪はつもるしでたまったもんじゃありません。それはワンコも同じことで、雪の中を歩いていればワンコの体にも雪が積もるし、家に帰れば気温差でその雪が水滴になって体が濡れてしまいます。 というわけで、冬のお散歩にはお洋服が欠かせません。もちろん気温が低いからというのもありますが、私はどちらかといえば体を汚さないために着せています。というのも(「犬は喜び庭駆け回り、という歌詞があるくらいなのでどこのワンコも同じなのかもしれませんが)、うちのうめちゃんは雪を見るとお散歩中に雪の上を回転したり、顔を突っ込んだりそれはもう大興奮です。それに、ポーランド在住の方ならわかることですが、あっちこっちに犬の糞が落ちていて、しかもその上に雪が降って見えなくなるので、遊んでいる間に何を踏んでいるかもわからず・・・ そういえば私この間日本にちょっと帰っていたのですが、道行くワンコたちがみんなかわいいお洋服を着ているのに驚きました。日本だと寒さ対策というよりはお洒落の一部なんでしょうね。大きなラブラドールまでお洋服を着ていました。ポーランドでは、お洋服としてのお洋服はヨークシャーテリアやチワワくらいしか着ていませんし、着せること自体それほどポピュラーではないように思います。ポーランドのワンコのお洋服は寒さ・雨対策一点張りのような気がします。なのでデザインも日本のようにラブリーなものはほとんど見かけません。いたってシンプルなものが多いですが、その代わり値段も日本のものほど高価ではありません。 今うめちゃんが着ているのは、表が撥水加工で裏がフリースになっている赤いコートです。マジックテープで簡単に着脱可能。機能的には申し分ないんですが、やっぱりもうちょっとかわいいものを着せたいというのが親心。ペット用品店に行くたびにお洋服ゾーンをチェックしていますが、あまり気に入るものはありません。 ですが、とある寒い日のお散歩中、太ったダックスフントが毛糸のセーターのようなものを着ていたので、飼い主のおばあさんにどこで購入したのか質問したら、自分で編んだものということでした。その後もやたらとお洒落なロンパースを着ているワンコを見つけたので、どこのものか聞いたら、自分のいらなくなったTシャツをリメイクして作ったの、という返事が返ってきたことがありました。このお姉さんはやっぱり愛犬にかわいい服を着せたいと思っていたそうですが、現実的にはなかなか見つからないし、あったとしても高い。じゃあ作っちゃえばいいじゃん!と思いついてネットで調べて作ってみたそうです。 ハンドメイド。なるほどその手があったのか!いらない洋服はいっぱいあるし、時間が出来たら一度挑戦してみたいと思います。家庭科の授業もミシンも苦手ではありましたが・・・ 関連記事 / Related posts: 足元注意(ワンコと暮らすポーランド)