Wbrew obiegowym opiniom wegetarianie nie mają łatwego życia w Japonii. Jedną z najlepszych opcji żywieniowych, choć w większości przypadków niestety dość kosztowną, jest shōjin ryōri(精進料理), czyli kuchnia wegetariańska serwowana w klasztorach buddyjskich. Początki kuchni klasztornej sięgają VI wieku, kiedy sprowadzono do Japonii buddyzm, lecz jej rozkwit nastąpił w okresie Kamakura (1185-1333) wraz z rozwojem buddyzmu zen, zwłaszcza na gruncie szkoły sōtō (tzw. styl Eiheiji – Eiheiji-ryū). Buddyjski zakaz zabijania istot żywych został uwzględniony w oficjalnym prawodawstwie – pierwszy cesarski edykt w tej sprawie został ogłoszony przez cesarza Tenmu w 676 roku. Dopuszczono jedynie konsumpcję ryb i ptactwa, natomiast nie wolno było spożywać dziczyzny. Co ciekawe zakaz ten nie obejmował zajęcy, […]
スラブ系で初めて、そして約500年ぶりに非イタリア人のローマ教皇に就いたヨハネ・パウロ2世の祖国ポーランド。統計年鑑(2016)に因ると、国民の実に92%がカソリック信者と分類され、これは世界一を示しています。確かにポーランドでは教会も多く、頻繁に集会が行われているし、町中で神父さんや修道女を見かけることも良くあります。 もっとも、皆が皆、毎週日曜のミサは欠かせないというような敬虔な信者とは限りません。離婚率も2016年度で約36.4%(婚姻数÷離婚数)と相当なものです。しかし、国民の多くは自身をキリスト教信者と意識しており、いわゆる冠婚葬祭にもキリスト教は密接に絡んでいます。クリスマスや復活祭、洗礼、聖体拝受など子供の頃から宗教的な行事に参加し、小学校の授業にも「宗教(=キリスト教)」があり、キリスト教的道徳を学んでいます。 ところで、ポーランドには全国で29,737人の神父がいますが、この数はイタリア、アメリカに次ぐ世界3位、全ヨーロッパの神父の約15%、全世界の神父の約7%がポーランド人という計算になります。 一方、修道士は1,075人、修道女は21,892人で、どちらもフランス、スペイン、イタリアよりもかなり低い数字になっているのは意外ですね。 それでは一体ポーランドに教会はいくつあるのでしょうか?これも統計年鑑で見てみると、ローマ・カソリック教会だけで10,200、正教会やプロテスタントなどを含めると、11,784(新興宗教は除く)に上ります。参考までに書くと、ワルシャワの旧市街には10、クラクフの旧市街には17もの教会があります。 これらの教会は全て教会管区に属していますが、ポーランドには14の教会管区及び大司教区があり、27の司教区、1,057の教区があります。こう言っても多いのか少ないのかわからないですよね。例えばお隣のチェコの場合だと、大司教区が2つ、司教区は8つしかありませんから、断然ポーランドの方が多いということになります。 こういった教区は行政区分とは全く関係なく存在します。例えばルブリン管区はルブリン、シェドゥルツェ、サンドミェシュと3つの司教区がありますが、これらはそれぞれルブリン県、マゾフシェ県、ポド・カルパチェ県に属しています。 カソリック教会ではそれぞれの国の総括本部のような機関はなく14の管区は平等です。とはいえ、神父の数が最も多いのはやはりクラクフ司教区で、教会の数も聖職者の数も群を抜いています。 また、これら司教区以外に軍人やその家族のための教区があり、ポーランド全土及び軍の派遣先での活動を行っています。軍人のための教区なので地域が限定されず全国、そして海外にまで及びますが、この教区のシンボルとなる大聖堂(カテドラ)はワルシャワの蜂起記念碑の前にあります。ちなみにこの教区は陸軍、空軍、海兵隊などの8つの小教区で構成されていて、聖職者であっても、軍の階級を持っているそうです。 それともう1つ、、1989年よりオプス・デイの特別教区があります。オプスデイの正確な説明はできませんが、世俗的な環境の中で信仰を行っていく国際的な活動団体という理解で良いでしょうか。一部、映画などで歪曲されて紹介されたり、カルト的集団と誤解されているところもありますが、ヴァチカンが認可している正式なキリスト教の組織です。そしてその認可を公式に行ったのがヨハネ・パウロ2世でした。 関連記事 / Related posts: 世界から見たポーランド(産業編) ポーランドの行政区分 ポーランドの世界No.1 ポーランド人の血液型
ポーランドには国際畜犬連盟により“ポーランド犬”として認定されている5つの犬種があります。今回はポドハレ地方の犬であるオフチャレック・ポドハランスキ(Owczarek Podhalański)をご紹介します! オフチャレック・ポドハランスキは英名をPolish Tatra Sheep Dogといい、その名前の通りタトラ山脈近辺で牧羊犬として飼われて来ました。ルーツはハンガリーのクーヴァーズにあると言われており、主に家畜を他の動物や泥棒などから守るため、迷子になった家畜を探すために使われていました。しかし現在では狼や熊の数も減り、家畜を守る必然性が薄れてきたことから、普通の家庭で泥棒から家を守る門番の役割として飼われることが増えています。 性格は飼い主に忠実で、しつけの飲み込みも早く、与えられた仕事は最後までやり通す勤勉さを持っています。状況判断力が高く、とっさの事態にも対応できる賢さを持っています。知っている人間に対しては友好的で従順ですが、知らない人間が自分のテリトリーに入ってくるのは好みません。 体は大きく(成犬で約60kg)、白い毛が密集して生えています。この毛があるために雨風や雪・寒さなどをしのぐことが出来ますが、そのために夏の暑さには弱いという点もあります。 (写真左がオフチャレック・ポドハランスキ) 関連記事 / Related posts: ポーランドの犬 – ハルト・ポルスキ (Chart polski) ポーランドの犬事情 ネコ用品・簡単ポーランド語辞典