2月15日から25日までドイツ・ベルリンで行われていた第68回ベルリン映画祭で、ポーランドのマウゴジャタ・シュモフスカ(Małgorzata Szmowska)監督作品「Mug (原題:Twarz)」が審査員賞となる銀熊賞を受賞しました!シュモフスカ監督の同映画祭での受賞は、2015年に監督賞を受賞した「君はひとりじゃない (原題:BODY/CIAŁO)」に続いて2度目となります。
「Mug」の舞台はポーランドのある田舎町。家族やガールフレンド、ペットに囲まれて日々を送っていたヤツェックはある日建築現場で大事故にあい、顔面移植手術を受けることになります。入院生活を終えて町に戻りますが、それまでとあまりに違う外見やまともに話せないことから、周りの人たちも以前と同じように彼を受け入れることができず、ヤツェックは自身のアイデンティティと直面することになり・・・
主人公のヤツェックを演じた俳優のマテウシュ・コシチュシュキェヴィチは、プライベートではシュモフスカ監督と夫婦。顔面移植後の顔をつくるため、撮影中はメイクアップアーティストが毎日何時間もかけてメイクしたのだそうです。
(写真はwyborcza.plのものです)