DKF ZAK アドレス:ul. Grunwaldzka 195/197、Gdansk 電話:(0-58) 345 15 90 www.klubzak.com.pl Kino Helikon アドレス:ul. Dluga 57、Gdansk 電話:(0-58) 301-53-31 www.neptunfilm.pl Kinoplex アドレス:ul. Kolobrzeska 41C、Gdansk 電話:(0-58) 767-99-99 www.kinoplex.pl Multikino アドレス:al. Zwyciestwa 14、Gdansk 電話:(0-58) 340-30-99 www.multikino.pl Multikino – Baby アドレス:ul. Zwyciestwa 14、Gdansk 電話:(0-58) 340-30-99 Cinema City Krewetka アドレス:ul. Karmelicka 1、Gdansk 電話:(0-58) 769-30-00 www.cinema-city.pl DKF アドレス:ul. Wita Stwosza 58/2、Gdansk 電話:(0-58) 552-94-50 www.dkf.pl (写真はgsea.plのものです) 関連記事 / Related posts: クラクフの映画館 ポズナンの映画館 連帯センター (Europejskie Centrum Solidarności)
日本からコンピュータ−を持ち込む際の注意 日本からポーランドへノートブックなどのコンピューターを運ぶ際に注意しなくてはならないことは、まず電圧を確認することです。最近のノートブックは、世界各国で使用できるように色々な電圧に対応していますが、先ず始めにコンピューターを充電するための電源アダプターを確認しましょう。アダプターに「input:100V-220V」などと記入されていればヨーロッパでも使用できます。ただし、コンセントの形状が違うため、必ずアダプター(C型)を持参してください。C型アダプターはヨーロッパのほとんどの国で利用することができます。日本では空港や旅行グッズ店などで購入できますが、現地ではなかなか売ってないのでご注意ください。 さらに、短期滞在の方はノートブックを日本から持参すれば問題ないでしょうが、長期滞在の方に注意していただきたいことは、もし、ポーランド滞在中に、コンピューターが壊れたとしても、ポーランド人は日本語を理解できないので、日本語環境のコンピューターを修理できず、アフターサービスは受けられないということです。 ポーランドでコンピューターを購入 ポーランドでも当然コンピューターは購入できます。しかしそのほとんどはポーランド語のシステムになります。最近のものでは、ポーランド語のシステムでも問題なく日本語を利用することができますが、独特のキーボード操作や単語の理解などは必要になってきます。また、日本語のシステムに切り替えて使用している場合は、通常のサポート窓口が日本語に対応できないため、調整・修理が困難です。アフターサービスについては、どのメーカーも一年程度の保証付きなので保証期間内の故障等については無償で修理してくれます。しかし、そのほとんどは出張修理を行っていないので、サービスステーションまで持ち込まなくてはなりません。 インターネットを利用する ポーランドのインターネットはかなり普及しています。無償でWIFIを提供するカフェやレストラン、バスなども多くあります。基本的にはマクドナルドやスターバックスなどで利用できます。また、プロバイダーや携帯キャリアの数も多く、サービスや接続料もまちまちなので、自分に合った業者を探し出し契約しましょう。プリペイド式のUSBモデムなどは旅行者でも店頭購入可能で、すぐに使用することができます。日本からスマートフォンや携帯電話を持ち込んでの海外ローミング利用には注意が必要です。メールや音声通話でも膨大な費用が発生してしまいます。海外でのパケット使い放題を利用しても1日当たり3,000円~4,000円程度かかるようです(正確な料金はご利用のキャリアにお問合せください)。現地での費用を発生させないためには、必ずローミング機能やデータ通信をOFFにしてください。無料WIFIを利用してもデータ通信がONになっていると、データが流れ課金されることがあります。 コンピューターを日本語環境で使用する ポーランドで購入したコンピューターでも「Windows7Ultimate」などでは日本語環境に切り替えて使用することができます。ただし付属しているソフトが日本語環境に対応していないので注意が必要です。日本語環境でもポーランド語の読み書き、表示などは問題なく行えるので、通常利用している環境で使用するのがベストです。現在では多くの周辺機器が各環境に対応しているので、例えば現地で購入したプリンターでも、日本語やポーランド語での印刷は問題ありません。他の周辺機器でもその多くが日本語をサポートしています。日本製のものや有名メーカーのものであれば安心して使用できます。 関連記事 / Related posts: これだけは覚えておきたいポーランド語:買い物編 ~衣料品のお買い物~ 実際に使えるワンコ用品辞書(ワンコと暮らすポーランド) ポーランドのベリー類 ポーランドの調味料 香辛料編 ポーランドの調味料
国名 ポーランドの正式な国名は「RZECZPOSPOLITA POLSKA」(ジェチポスポリタ・ポルスカ/日本語でポーランド共和国)といい、普通、ポーランド人は「POLSKA」(ポルスカ)と呼んでいる。また、単に正式名称を「RP」と略して書くこともある。さらに、ヨーロッパなどでは自動車でヨーロッパ各国を移動する人が多いため、自動車のテールに国の認識マークを付けている人が多く、ポーランドの国のマークは「PL」が使用されている。 位置 西でドイツ、南でチェコとスロヴァキア、東でウクライナ、ベラルーシ、リトアニアと接しており、北東ではロシア(カリーニングラード)とも国境を接している。 南部を除き国土のほとんどが北ヨーロッパ平野であり、これらの平均高度は173メートルである。ポーランドにある9,300個の湖のほとんどが北部に集中している。 国土面積 国土面積は 32.3万平方キロで日本よりも少し小さく、日本の国土面積から四国を抜いたくらいの大きさである。しかし、ポーランドが日本よりも小さいといっても、自分の国が小さいと思っている日本人は、「日本よりも小さいの!」と驚きそうだが、ポーランドの国土面積は、オーストリアとハンガリー、そしてチェコ、スロバキアの4国をたしたものよりも大きいである。ちなみに、ヨーロッパでは日本よりも大きい国はスペインとフランス、またロシアくらいしかない。しかし、山の多い日本に対してポーランドは南部山岳地帯を除くとそのほとんどは平原地帯である。ポーランドの国名も平原等を意味するポーランド語、「POLE」(ポーレ)から来ていると考えられている。 気候 気候は当然地方によってもまちまちだが、平均気温は、冬期で-1〜-6℃、夏期で16〜19℃くらいである。日本とは違い湿気が少ないため、夏でも昼間は気温が上がっても、夜は比較的過ごし易いである。冬は大雪になることもあるが、積雪量はそれほど多くはない。また、ポーランドの建物は越冬用にできており、窓も2重にできているところもあり、冬でも建物の中はとても暖かい。最近の記録によると1997年の最低気温で-27.5度。北東部のオルスティン(OLSZTYN)の観測所で記録されている。戦後からの記録では1956年に-36.9度というのが最低だったそうである。 9月から日が短くなっていき、10月にも雪が降り始めることもある。 人口 2012年の国勢調査によると、人口は約3850万人で、そのうち約97%がポーランド人である。かつては多民族国家であったが、第二次大戦の結果国家自体が地理的に西側へ移動し、現在のようなほぼ単一民族国家となった。その他の少数派としては、ウクライナ人、ラトビア人、ベラルーシ人(主に東部に在住)、ドイツ人(主に旧ドイツ領の西部に在住)がいる。 海外に居住しているポーランド人は約1,000万人といわれている。マフィアで有名なアメリカのシカゴには多くのポーランド人が住んでおり、ポーランド語でラジオを聞け、ポーランド語の広告まで街中で見かけられるそうである。だから、シカゴから飛行機がワルシャワの国際空港に着く時は、帰省客でごったかえしている。 言語 ポーランドの民族は西スラブ族に属し、ポーランド語はロシア語などにも大変似ているが、国民の90%以上がカトリックのポーランドでは、国教がロシア正教のロシアなどで使用されているキリル文字を使用しておらず、通常のラテン文字(アルファベット)を使用しています。発音は、英語などにはない独特の文字と、アルファベットの組み合わせによる子音以外は、日本語のローマ字読みで通用します。スラブ言語に特徴的なのが、動詞、名詞等の語尾変化で、単語の後の部分を変化させ、〜が、〜の、〜に、〜を、を区別しています。 時差と日照時間 日本との時差は冬期(11月から3月)で8時間、夏期には7時間日本時間よりも遅くなる。サマータイムの時差の変更は10月の最後の日曜日と3月の最後の日曜日に行われる。また、時差の影響もあり、夏は、朝は4時くらいに日が明け、夜の9時、10時ぐらいまで明く、冬は、8時くらいに日が明け、4時ぐらいには暗くなってしまう。 ポーランドでは、6月半ばから7月、8月一杯まではバカンスで、学校は休みとなる(大学は9月一杯まで)。店舗や会社も、順番に休みを取ることになり、バカンス中の用事はあまりスムーズにはいかないことが多いようである。 通貨 ポーランド通貨はZLOTY(ズオティ)と呼ばれPLNやZLと表記される。ZLOTY の下にはGROSZE(グロッシェ)がありGRと表記される。100GRは1PLN。ちなみに、ZLOTY(ズオティ)とは、ZLOTA(ズオタ)金(きん)という言葉の複数形である。両替は街中の彼方此方にあるKANTOR(カントル)という両替所で行える。中には円を両替できるカントルもあるが、レートはそこそこである。 物価 物価は日常生活品などは、日本よりも安いが、海外から輸入されたもの、例えば自動車、電器製品などは、モデルも最新のものではなくも、値段が日本よりも高いである。また、なぜかポーランド人はレストランと呼んでいるが、ファーストフード店も普及しており、マクドナルド、バーガーキング、ピザハットなどがある。ちなみに、マクドナルドのビックマックメニューで16ズオティくらいである。日本よりも進んでいる点では、スーパーマーケットならずハイパーマーケットなるものがあり、スーパーマーケットの何倍もの大きさで、様々な店舗が軒を揃えており、ここで生活用品から電化製品までさまざまな物が手に入る。さらに、ワルシャワで2LDKのアパートの家賃が月400ドル〜800ドルくらい。また、ポーランドの大学新卒の初任給は、2000ズオッティくらいであり、当然大学を卒業していない人はそれ以下である。 経済と政治 多くの外国企業がポーランド進出をしており、日系企業では、すでに、自動車会社のいすずやパナソニック(松下電器)などが工場を建設しポーランドでの生産を行っている。さらに、現在、自動車会社のトヨタのエンジン工場もある。また、在ポ日本人も多く滞在しており年々増加の傾向にある。さらに、1999年にハンガリー、チェコとともにNATOに加盟し、2004年5月1日、EUに加盟した。 好感度 日本人は外国人のなかでもかなりの好感度を持たれているといっても過言ではない。80年代にテレビドラマの「おしん」が放映されたり、黒澤あきらや北野武などの映画ファンが多いようである。また、1980年前半の連帯運動の頃の合言葉は「第2の日本を目指せ」であった。さらに、一般的なポーランド人でも、柔道、空手、箸、日本では自動車が左側通行、さらには過労死など、かなり日本のことを知っている。世界でも有名なポーランド人としては、作曲家フレデリック・ショパン、地動説を唱えたコペルニクス、ノーベル賞を2回も獲得したキュリー夫人、エスペラント語を生み出したザメンホフなどがいる。ローマ法皇ヨハネ・パウロ2世もポーランド人であった。 最後に 日本とポーランドは正式に国交樹立をして、2009年で90年目を迎えた。これを記念して各イベントが積極的に運営され、さらに両国の関係を親密なものにした。また、1999年2月からの3ヶ月以内の観光旅行者向けの査証が免除され、簡単に入国することが可能となった。さらに5年に一度はショパン・コンクールがあり、回を重ねることに日本人のピアニストの健闘が目立つようになっている。 1989年の民主化から24年。ポーランドは大きく変わってきた。 関連記事 / Related posts: ワルシャワ市長退任要求 初の市民投票で ママ・クマシュカの子育て日記:ポーランドのTV番組 きのこの子育て日記:ポーランド語