ヴィエリチカ岩塩坑はユネスコ世界遺産にも認定されている、ポーランドの有名な観光地のひとつです。
この地方にはドイツ騎士団の城が彼方此方に点在している。この重層な構えのマルボルク城は、お城といってもドイツのノイシュバンシュタイン城などの絢爛豪華な国王の居城とはまったく異なり、ドイツ騎士団がポーランドを征服するために立てた要塞で、戦いで命を落とした騎士の唸り声が今にも聞こえてきそうで、どことなく不気味な雰囲気が漂っているように見える。城内も美しく華やかというよりは重苦しい感じで、ヨーロッ […]
ドルヌィ・シロンスク県にある木造教会群が2001年に世界遺産に登録されました。 平和教会の名前は30年戦争終結後の平和の時代、時の皇帝フェルディナンド3世が、ルター派の人々に郊外で木造教会を建てることを許可したことに由来しています。もともとは3つ建てられていましたが、現在は2つだけが残っています。 ひとつめはヤヴォル(Jawor)という小さな町にある平和教会(Kościół Pokoju w Jaworze)です。ここでは毎年5月 […]
2006年に世界遺産に登録されたヴロツワフの100年記念ホール(Hala Stulecia)がポーランドの世界遺産のひとつ。 ライプツィヒの戦い100周年を記念するため、マックス・ベルクの計画により1911年から13月間にかけて建てられた。当時の建築物としては画期的だった鉄筋コンクリート製で、技術・設計において20世紀初頭の大型建造物のパイオニアと言われている。ホールは1913年5月20日に開館した。最初の展覧会は100年記念展覧会 […]
ビアウォヴィエスキ国立公園はヨーロッパで唯一バイソンが生息している森です。ポーランドの北東部、ビアウィストックから車で3時間ほどのところにあります。この国立公園(Białowieski Park Narodowy)はビアウォヴィエスキの森(Puszcza Białowieska)という、ヨーロッパ最後の原生林を守るためにために1921年に作られました。ここには約3000種類の植物、約8000種類の無脊椎動物そして52種類の哺乳類動物が生息しています […]
現在ポーランドには14の世界遺産があります。どのようなものがあるのかをまとめました。 クラクフ歴史地区:中央広場はヨーロッパ最大の大きさであり、昔の面影を残す教会や石造りの建物、宮殿などが数多く残っている。世界遺産の登録が始まった1978年、世界遺産の最初のひとつとして登録された ビアウォヴィエジャの森:ポーランド唯一の自然遺産。ベラルーシとの国境にまたがっている。ヨーロッパ最後の原生 […]
ザモシチ(Zamość)はポーランドの南東部、ウクライナとの国境から130キロのところにある人口約7万人の町です。1992年に世界遺産に登録されました。16世紀、イタリアに留学していた貴族ヤン・ザモイスキ公の「祖国にイタリアのパドヴァのような町を作ろう」という考えのもとに作られました。イタリアのパドヴァ出身のベルナルド・モランドが設計した後期ルネッサンス様式の町並みがそのままの姿で残っています。「ルネッサン […]
現在ポーランドには23の国定公園があり、中にはUNESCO生物保護圏、またUNESCO自然遺産に指定されているものもあります。 Babiogórski PN(バビオグルスキ国立公園)ポーランド南部、スロバキアとの国境近くにある。百種類以上の鳥類、熊、カワウソ、鹿、オオカミなどが生息している。UNESCO生物圏保護区。 Białowieski PN(ビアウォヴィエスキ国立公園)ポーランド東部にあり、ヨーロッパ最後の原生林といわれている。ヨー […]
ワルシャワはポーランドの首都であり、人口約170万人、総面積約515平方kmのポーランド最大の都市です。1596年にジグムント3世の政策によりクラクフからワルシャワへ宮廷が移転、その後首都となりました。第3次ポーランド分割後の1918年、ポーランドは独立国家となりワルシャワはまた首都と定められました。 しかし1939年のナチス・ドイツがポーランドへ侵攻したことによりワルシャワはナチス・ドイツの占領下に置かれます。 […]
1945年1月27日、ナチス・ドイツに作られたアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所がソ連軍によって解放されました。あれから70年を迎える今年、存命中の元収容者やその家族、また各国首脳らが1月27日の式典に参加しました。この70年、元収容者の人たちはどんな思いを持って生きてきたのか、またこの負の歴史を繰り返さないために各国機関はどのような努力をしてきたのか、日本テレビ報道部が現地取材を行いました。この様 […]
ポーランドの世界遺産のひとつであるアウシュヴィッツ強制収容所跡を見学して来ました。今は博物館になっていて、多くの観光客が訪れる一大スポットになっています。 まずアウシュヴィッツのほうに行きました。有名な「働けば自由になる」と書いてある門を入ると、煉瓦でつくられた建物が整然と並んでいます。その建物の中に展示がされているのですが、当時の収容者たちのトランクやメガネや靴はおろか、刈り取られた髪の毛 […]
7月2日、ポーランドの世界遺産としても有名な国立オシフィエンチム博物館(アウシュビッツ=ビルケナウ ナチス・ドイツの強制絶滅収容所)で盗難事件がありました。 犯人は47歳のドイツ人の男性。教師として生徒達を連れての社会化見学の最中、フォークやはさみ、陶器のかけらなど10点をかばんにしまっている所を拘束されました。犯人がこれらのものを集めたのはドイツ軍占領時代に「カナダ」と収容者達に呼ばれてい […]
第二次世界大戦中にドイツに侵略されたポーランドには、数多くの強制収容所・絶滅収容所が残っています。多くのユダヤ人やポーランド政治犯など約六百万人が命を失いました。よく知られているのは、アウシュビッツ強制収容所ですが、現在ポーランドには九カ所残っており、その中の六カ所を回ってきましたので、写真にて紹介いたします。 アウシュビッツ強制収容所博物館のガイド氏によると、ヒトラーはもともと国民 […]