こんにちは、りんごです。先週は夏休みでポーランド北部のバルト海沿岸で遊んできました。さすがに8月後半のバルト海は寒かろうと思いきや、なんと超晴天のぽかぽか天気。ワルシャワに帰ってきたらあまりの気温の低さにビックリしました。 で、夏休みです。今回はどっかに行くならうめちゃん連れで、と考えていたのでネットで調べてみると、ミエンジスドロイェ(Międzyzdroje)とソポト(Sopot)にワンコが入れるビーチがあることがわかったのでその辺に決定。ありがたいことにワンコ連れOKな宿も見つかり、うめちゃんを車に乗せて一路出かけました。 まず行ったのはヴィセウカ(Wisełka)という小さな街。ネットにはここのビーチはワンコ大喜び、とあったのですが、行ってみたらビーチは国立公園の中にあるので公式にはワンコ立ち入り禁止。まあポーランド人はもちろん無視して気にせずワンコ連れて遊んでるわけですが、小心者の日本人は見つかった時の罰金が怖いのでミエンジズドロイェへ移動。ここは国境近くとあって多くのドイツ人が訪れる海水浴のメッカです。ヴィセウカからは車で15分くらいなのでとても近いのであります。しかし!このミエンジズドロイェのビーチも、ワンコOKな場所は海水浴客でひしめくところからかなり離れたところにあるので見つけるのが大変でした。 どのくらい遠いかというと、海水浴客でひしめくビーチから2.5キロほど行ったところにあるのですよ。ちなみに入口はLです。グリファ・ポモルスキェゴ通り(ul. Gryfa Pomorskiego)のGolden Tulipというホテルのすぐ近くです。歩いていくと結構遠いので車で行くことをおすすめします。 さて無事にビーチに到着。初めて(だと思う)海を見たうめちゃん、海に向かって吠え続けてました。多分怖かったんでしょう。波が打ち寄せる度に逃げまくる→でも恐る恐るまたそっちへ行く→逃げるを繰り返す姿は笑いを誘いました。結局うめちゃんは水に入ることは無く、他のワンコと遊んだり潮風を感じたりしてました。 夏休み中は真夏の湘南の海のごとく人でごった返すミエンジズドロイェのビーチですが、このワンコ用ビーチは離れていることもあって人がほとんどいないのでゆっくりできました。なのでとってもオススメです!ちなみに売店などは皆無なので先に飲み物などは買っておいたほうがいいと思います。そして陰になる場所も皆無なので、パラソルは持参したほうがいいと思いました。日焼けを楽しむポーランド人には「日陰」という言葉は存在しないのです。風が強いのでパラヴァン(parawan)と呼ばれる風よけをまわりに立てるといい感じです。 ソポト編はまた次回。 関連記事 / Related posts: Targ Śniadaniowyに行って来た(ワンコと暮らすポーランド) Targ Śniadaniowyに行って来た・冬の陣(ワンコと暮らすポーランド) 足元注意(ワンコと暮らすポーランド)
ポーランドで出産した人に聞いてみた、最終回の今回は、退院後の検診についてや、気になる出産費用について質問してみました。 (1) へその緒はとっておいてもらえたか? ・希望すればとっておいてもらえたと思います。夫が長めに切ったため、こちらから希望することはありませんでした。 ・退院後とれたものを自分で保管しています。 ・なし。 (2) 全部で何日間の入院?また、希望すれば、入院を延長することは可能? ・2日間。 ・通常は2泊3日。私は検査があったので1泊のびて3泊4日。状況によっては延長可能。 ・基本2-3日。希望すれば延長可能。 (3) 差し支えがなければ、出産、入院費用はいくらほど?(海外旅行保険、現地の保険の適用は?) ・出産、入院費は全て無料でした。但し、個人的に希望したエコー、検診等を考慮すると妊娠に掛かった諸事費は約2000ズロチでした。 ・国立総合病院での検診、出産はすべて無料。ただ、無痛分娩の麻酔費だけ500złかかった。保険外のプライベートクリニック代は12000zł。(妊娠5ヶ月途中より検診に通い始めた)検査費などは手元に資料がなく明確な記憶なし。 ・夫が対応したので、把握してない (4) 退院後、赤ちゃんの定期検診は?あるとしたら、どういう間隔だったか? ・月に一回の頻度であります。 ・定期検診あり。1週間後に自宅に助産師さんが訪問チェックに来る。小児科には1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月・18ヶ月と検診のために出向く。 ・黄疸と貧血があったので、定期検診ではなく、かなり頻繁に病院へ通ったため、一般的な状況はわからない。 (5) ポーランドでの妊娠・出産でビックリしたことは? ・進歩的な面と保守的な面が混在していてギャップが激しいと感じました。例えば、お産そのものに関しては、アクティブバースが導入されている点等は進歩的で、患者の希望、コミュニケーションが重要視されている反面、「お産は苦しんでこそ」というややカトリックな思想が根底にあるせいか、無痛分娩に関してはアメリカやフランス流の完全無痛(要は予約分娩)という選択肢はなく、硬膜外麻酔以外に痛みを緩和する方法(ガス等)もありませんでした。また、出産そのもののケアは患者側への配慮がされていて素晴らしかったのに比べ、その後の回復を迎える病室や必要なサービスに関しては、一気に社会主義時代へ逆戻りしたかと錯覚するほどクオリティが低く、衝撃を受けました。分娩室の施設や器具が最新のものであったのに比べ、病室は薄暗く古めかしい作りのままであることにも象徴されていると思いました。 とはいえ、出産に対する国の姿勢には感服するものがあり、どんなに貧しい者でも子供を授かるということへの最小限の保護が国からあてがわれていて、多少の不便を我慢さえすれば全てタダで済むという実態は日本も見習うべきところがあると思います。まだまだ経済的に裕福とはいい難いポーランドであるにも関わらず、国の将来を担うのは子どもたちであるという至極当然の考えが現在の保障制度の根底にあると伺っています。出産を終え、ポーランドの医療状況(出産に限った話ですが)を垣間見て、日本より優れているという感想を持つとは思いませんでした。 ・検診の回数が少ない、医師によって検診方法もかなり違う、産後常に赤ちゃんと同室なこと。 ・和痛での出産を望んでいたのだが、麻酔医とのタイミングが合わず自然分娩になった。 (6) 総合的にみて、ポーランドで出産して良かったか? ・はい。とても満足しています。 ・2児目も出産だったので勝手も流れも分かっており、また安産だったので問題なかったが、これが初産またはリスクのある妊娠・出産であったら不安だったと思う。 ・よかった。 (7) その他思ったこと ・特になし。 ・とにかく信頼できる医師を見つけること、出産も信頼・評判のいい病院ですることをおすすめ。また、ポーランド語が出来る人の力必要だと思った。特に書類面で。 ・特になし。 関連記事 / Related posts: ポーランドで出産した人に聞いてみた・その1(2014年版) ポーランドで出産した人に聞いてみた・その2 (2014年版) ポーランドで出産した人に聞いてみた きのこの子育て日記:下の子 / ベビーフード 来ポの前に:薬
ご無沙汰しておりますK:KOでございます。 ポーランドの夏は涼しいとは思ってましたが、夏来たっけ?ってくらいもう肌寒いです。この記事書いてる今はまだ8月なんですが、ジャケット着ないと朝出勤できないぐらいなのがもうなんか笑えます。折角買った夏服あんまり活躍しなかった! さて、今回はカフェやイベントではなく、私の職場の同僚のデザイナーを紹介させていただきいたいと思います。 彼女は食べ物をモチーフとした日本のアニメ調イラストを描くアーティストとして最近話題を呼んでいる凄い子なのです! グラフィックデザイナーのマグダレーナ・メアゴ・カニアという名前で検索していただくと日本語の記事も発見できると思います。私も彼女の大ファンで、いつも仕事中に押し掛けて絵を見せてもらっては作業の邪魔をしております。 ラーメンや餅などをモチーフにし、擬人化美少女に変化させる彼女の作品にはたくさんのファンがいて色んなメディアでも使用されています。 メアゴ(これは彼女のニックネームです)はポーランド・ワルシャワ出身の26歳。公立美術高校を卒業し、現在はゲーム制作会社で2Dグラフィック担当として働いています。 私も彼女も日本の漫画やアニメの大ファンなのですぐ意気投合しました。 彼女の作品である食べ物をモチーフとした少女のイラストは本当に可愛くてそして美味しそう!本人はこれらのモチーフを「分かりやすく、かつ誇張しすぎないデザインに」落とし込むことを重視しているんだそう。 じーっと長時間眺めてしまうほどの素晴らしさなので是非彼女のFBページをチェックしてみてください! 関連記事 / Related posts: 関連記事がありません / No related posts.