イタリアのサッカーリーグ・セリエAのジェノアFCに所属するポーランド代表FWのクシシュトフ・ピヨンテク(Krzysztof Piątek)選手が、ACミランへ4年半の契約で移籍することが1月23日発表されました。 ジェノアからACミランへの移籍金は約3500万ユーロ(約44億円)と言われており、これはポーランド人サッカー選手史上最高額だった2016年のアルカディウシュ・ミリク選手の3200万ユーロ(アムステルダム・アヤックス→SSCナポリ)を抜いて1位となりました。 ピヨンテク選手はポーランドの南西部の町ジェルジョヌフ出身。レヒア・ジェルジュヌフ、ザグウェンビア・ルブリンを経てクラコヴィアで活躍後、2018年にジェノアへ移籍しました。2015年よりユースのポーランド代表に招集されていました。2018年5月にはFIFAワールドカップのポーランド代表メンバーの予備登録メンバーに選出されましたが、最終メンバーには選出されませんでした。代表としてのデビューは2018年9月に行われたアイルランドとの親善試合で(61分)、初ゴールは10月11日、UEFAネーションズリーグでの対ポルトガル戦でした。 (写真はSportowe Fakty WPのものです) 関連記事 / Related posts: 関連記事がありません / No related posts.
パヴェウ・パヴリコフスキ監督作品”Zimna Wojna (邦題:Cold War あの歌、2つの心)”が、2019年アカデミー賞の外国映画賞・監督賞そして撮影賞の3部門にノミネートされました! この作品は2015年に「Ida(邦題:イーダ)」でアカデミー賞外国語賞を受賞したパヴリコフスキ監督の最新作で、2018年ヨーロッパ映画賞最優秀作品賞・最優秀脚本賞、最優秀女優賞(ヨアンナ・クリグ)そして最優秀編集賞(ヤロスワフ・カミンスキ) の5冠に輝いたことから、アカデミー賞が期待されていました。 2019年アカデミー賞の授賞式は現地時間の2月24日に開催されます。 関連記事 / Related posts: 関連記事がありません / No related posts.
2018年12月15日、スペインのセビリアで開催された第31回ヨーロッパ映画賞で、ポーランドのパヴェウ・パヴリコフスキ監督作品”Zimna Wojna / Cold War”が最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞、最優秀女優賞(Joanna Klig)そして最優秀編集賞(Jarosław Kamiński)の5冠に輝きました! 本作品監督のパヴリコフスキ氏はワルシャワ出身。14歳で母親と共にイギリスへ渡り、オックスフォード大学在学中に映画の道に進みました。代表作には2013年に公開され、2015年に第82回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「イーダ (原題:Ida)」があります。 「Cold War」は1950代のポーランド・ユーゴスラヴィア・ベルリンそしてパリを舞台に、愛し合う音楽家2人の姿を描いたもので、俳優陣も「イーダ」で主役イーダのおばヴァンダを演じたアガタ・クレシャ(Agata Kulesza)や同じく「イーダ」で歌手を演じたヨアンナ・クリグ(Joanna Kulig)、「Bogowie(英題:Gods)」でポーランド初の心臓移植手術を成功させた医師ズビグニエフ・レリガ氏を演じたトマシュ・コト(Tomasz Kot)、そして「杉原千畝 スギハラチウネ」でポーランド人スパイ・ぺシュを演じたボリス・シッツ(Borys Szyc)など、ポーランド映画界を代表する錚々たる顔ぶれが集まっています。 この受賞を受け、ポーランド国内ではアカデミー賞へのはずみがついたのでは、という声も出ています。 (写真はwyborcza.plのものです。 関連記事 / Related posts: 2018カンヌ映画祭:ポーランド作品が16年ぶりにコンペ部門に! 2019年アカデミー賞に”Zimna Wojna”がノミネート! ヨーロッパ陸上選手権、ポーランド代表メダル情報 ニキフォル / Mój Nikifor(私の見たポーランド映画) スコリモフスキ監督作品が2016年アカデミー賞ポーランド代表作品に