ワルシャワ郊外にあるミンスク・マゾヴィエツキ(Mińsk Mazowiecki)市で、2022年2月1日より私営バスの料金が無料になりました。今まで無料乗車出来たのは市の住民カード(Mińska Karta Mieszkańca)を持っている人と小学生・高校生のみでした。これは2021年12月に市議会で決定され、現在は居住地・国籍・年齢に関係なく誰でも無料で乗車が可能だそうです。 (写真はminsk-maz.plのものです) 関連記事 / Related posts: タデウシュ・マゾヴィエツキ元首相が死去 これだけは覚えておきたいポーランド語:買い物編 ~衣料品のお買い物~ ワルシャワ・ネオンミュージアム (Muzeum Neonów)
トレブリンカ強制収容所はワルシャワから北東に約100km、車で2時間弱のところにあります。ここはナチス・ドイツによるユダヤ人絶滅を目的とした「ラインハルト作戦」にもとづいて作られた三大絶滅収容所(そのほかにはベウジェツ強制収容所、ソビブル強制収容所)のひとつで、1942年に建設されました。 有刺鉄線が張り巡らされた約17ヘクタールの敷地には30-40人のドイツ人とオーストリア人、100-120人の警備員(そのほと […]
毎年8月後半、ワルシャワでは“ショパンと彼のヨーロッパ”国際音楽祭(Międzynarodowy festiwal muzyczny „Chopin i jego Europa” – ミエンジナロドヴィ・フェスティヴァル・ムジチヌィ“ショパン・イ・イェゴ・エウロパ”)が開催されます。 これは2005年より毎年開かれているもので、ショパンという名前は付いているものの演目はショパンだけではありません。ジャンルも古典から現代音楽までさまざまで、シ […]
海のイメージがあまりないポーランドではありますが、北部はバルト海に面しています。海に面した有名な観光地といえば、昔の面影を残したままの美しい旧市街のあるグダンスク。ポーランドではこの街と近隣2つの街、ソポト(Sopot)とグディニャ(Gdynia)を合わせて“3つ子の街(Trójmiasto – トゥルイミアスト)”と呼んでいます。今回はポーランド人の海水浴の定番であるソポトをご紹介します。 ソポト(Sopot)はグダンス […]
ポーランド人の誇りである作曲家、フレデリック・ショパンはワルシャワで育ちました。彼が住んでいた場所はどこでしょうか?ショパンゆかりの地、その2です! サスキ宮殿 ワルシャワ立憲王国時代だった1810年、フレデリックの父がこのサスキ宮殿の一角にあったワルシャワ高等学校の仕事を得たため、ショパン一家はジェラゾヴァ・ヴォラからここへ引っ越してきました1817年サスキ宮殿は軍の所有となったためショパン一家は […]
トルンは、ポーランドで最も美しい都市のなかのひとつ。いまだに中世の時がゆっくりとながれているようで、あわただしい生活に疲れ果てた現代人の心をそっと慰めてくれる。また、夜のヴィスワ川対岸から見た旧市街の眺めはライトアップされていてとても最高で、ロマンチックな雰囲気を満喫できる。ちなみにトルンの旧市街は1997年にユネスコ世界遺産に認定されている。 さらに、トルンはコペルニクスの生まれ故郷としてもと […]
ポーランドのショパン像と言えばワルシャワのワジェンキ公園にあるショパン像が有名ですが、意外にも他の町にもショパン像は存在します。今回はヴロツワフに2つあるショパン像をご紹介します。 ショパンは1826年から30年にかけて、おそらく4度に渡りヴロツワフを訪れていました。そのうち1830年の滞在の際は、コンサートで自作のピアノ協奏曲第1番ホ短調の2楽章を演奏したのだそうです。 ヴロツワフのショパン像、1つめはポ […]
ポズナンを中心とするヴェルコポルスカ地方はヴェルコポルスカ(大きなポーランドという意味)という様に、広大な平原が広がり、湖があちこちに点々としている。 ポズナンはポーランドで最も古い町のひとつで、ポーランドの最初の統一者・ミェシェコ1世によってポーランドで初めての大聖堂が設置されグニェズノと並びポーランドの最初の王国・ポロニャ王国の中心地のひとつだった。王国の中心地がクラクフに移ってからは東 […]
ワルシャワ郊外南東の方へ行くと、美しい装飾のある木造住宅を見ることが出来ます。これはこの地域独特の建築様式で、シフィデルマイエル(Świdermajer)と名づけられています。 この様式の家は19世紀末から20世紀初頭にかけて、ワルシャワとオトフォツクを結ぶ鉄道路線に沿って作られたものです。この様式を開発したのはミハウ・エルヴィロ・アンドリオリという有名なポーランドのアーティストでした。彼は1880年ここに流れ […]
ワルシャワ観光といえば旧市街・ワジェンキ公園・ショパン関係だけと思いがちですが、歴史の波に翻弄されてきたワルシャワで見れるものは実はそれだけではありません。今回は、いつもとは一味違うワルシャワ散歩に役に立つアプリをご紹介します! このアプリの名前は”Archimapa”といい、App Storeで無料ダウンロードが可能です。これはワルシャワ蜂起博物館が開発したもので、20世紀初頭の建築や社会主義のワル […]
ショパンの生家があるジェラゾヴァ・ヴォラから北に10kmほど行ったところに、ブロフフ(Brochów)という村があります。 ここにある聖洗礼者ヨハネと聖ロフ教会(Kościół św. Jana Chrzciciela i św. Rocha)と呼ばれる大きな教会があります。 この教会はショパン一家にとっては大切な場所でした。1806年6月2日、ショパンの両親であるミコワイ・ショパンとテクラ・ユスティナ・クシジャノフスカがここで結婚式を挙げました。その […]
ポーランドは海と山に面した広い国で、ひとくちにポーランドといっても地方でずいぶん印象が違います。今回はポーランド各県のプロモーションビデオをまとめました。どこか行ってみたい場所はありますか? 県名 日本語 プロモーションビデオ Województwo dolnośląskie ドルヌィ・シロンスク県 Województwo kujawsko-pomorskie クヤヴィ・ポモジェ県 Województwo lubelskie ルブリン県 Województwo lubuskie […]
シャファルニアはワルシャワから車で南西に約3時間、クヤヴィ・ポモジェ県にある小さな村です。ここはショパンの学友の親が所有していた土地で、ショパンは1824年と25年の2回にわたり、夏休みを過ごすために訪れています。 ここでショパンは友人達と遊んだり、ピアノを練習したり、シャファルニアだけではなく近くの町に観光へ行ったりと、夏休みを満喫したそうです。また、地元のお祭りで見た民族舞踊のメロディや歌詞をメ […]