ワルシャワ博物館は、世界遺産にも認定されているワルシャワ旧市街広場の一角にあり、ワルシャワ市の過去から現在までを知ることができます。 もともとは「ワルシャワ歴史的博物館」という名前でしたが、長い改修工事を経て2017年5月末に「ワルシャワ博物館」として再びオープンしました。 この博物館にはワルシャワの歴史に関するものが7,000点展示されています。 現在ポーランドではマルチメディアを駆使した博物館が一般的になって来ていますが(POLINやショパン博物館など)、この博物館では昔ながらの博物館らしい展示を楽しむことが出来ます。 展示品の中で特に注目すべきは、旧市街広場の人魚像のオリジナルでしょうか(現在旧市街広場にあるものはレプリカなのです)。昔のワルシャワの写真が印刷されたポストカードはおみやげにぴったりです。 残念ながら日本語の説明はありませんが、英語の説明もあるのでポーランド語わからない方でも博物館で楽しむことができます。ワルシャワ旧市街を訪れる際は、ぜひ行ってみてください! Muzeum Warszawy Rynek Starego Miasta 28-42 muzeumwarszawy.pl チケット:20zł、木曜日:無料 写真はmuzeumwarszawy.pl, polskieradio.plのものです。 関連記事 / Related posts: 「ポーランドのユダヤ人歴史博物館」がヨーロピアン・ミュージアム・オブ・ザ・イヤー2016を受賞! 鉄道博物館(Stacja Muzeum) 自動車博物館 (Muzeum Motoryzacji i Techniki) ワルシャワ・ネオンミュージアム (Muzeum Neonów) ヴィラヌフ宮殿博物館(Muzeum Pałacu Króla Jana III w Wilanowie)
ポーランドの北部の港町グダンスク(Gdańsk)。かつてのハンザ同盟都市である美しいこの街は、ヨーロッパの社会主義時代の終結のきっかけとなった連帯活動が始まった場所としても有名です。今回はグダンスクのおすすめ観光ポイントをご紹介します。 高い門 Brama Wyżynna グダンスク旧市街の入り口に威風堂々と立っている。門の上は天使や獅子、馬などの紋章で飾られている。これらの紋章はそれぞれポーランド、ドイツ騎士団 […]
2016年4月9日スペインのサン・セバスティアンで「ヨーロピアン・ミュージアム・オブ・ザ・イヤー2016」の授賞式が行われ、ワルシャワにある「POLIN ポーランドのユダヤ人歴史博物館 (POLIN : Muzeum Historii Żydów Polskich)」が見事ミュージアム・オブ・ザ・イヤーを受賞しました! この「ヨーロピアン・ミュージアム・オブ・ザ・イヤー」は欧州評議会が後援しているEuropean Museum Formという機関が、ヨーロッパ内のす […]
ワルシャワはポーランドの首都であり、人口約170万人、総面積約515平方kmのポーランド最大の都市です。1596年にジグムント3世の政策によりクラクフからワルシャワへ宮廷が移転、その後首都となりました。第3次ポーランド分割後の1918年、ポーランドは独立国家となりワルシャワはまた首都と定められました。 しかし1939年のナチス・ドイツがポーランドへ侵攻したことによりワルシャワはナチス・ドイツの占領下に置かれます。 […]
MNW(Muzeum Narodowe w Warszawie:ワルシャワ国立博物館)で現在行われている「オルガ・ボズナンスカ展」行ってきました☆ワルシャワ国立博物館、MNWって言ってみるだけで、ステキ感がアップしますね☆ オルガ・ボズナンスカさんは、1865年クラクフ生まれの印象派の画家です.。お姉さんと一緒に絵を勉強していたそう。やがてミュンヘン留学を経て、パリのサロンにデビューします☆モデルの人柄まで描き出すような肖像画描き […]
そしてそして、個人的イチオシポーランド人画家はバルテュス(Balthus)さん。正確には、お父さんがシュラフタというポーランド貴族の息子というだけで、お母さんはドイツ人(でも実はブロツワフ出身)でパリ生まれのドイツ人、のちフランスに帰化したフランス人画家ですが☆ピカソに「二十世紀最後の巨匠」とたたえられた人です。「ネコ」と「少女」が大好きなエコール・ド・パリ♪って感じの人ですが、独学でルーブル美術館の […]
次にお勧めなのは、もちろん王宮(Zamek Królewski)。私もまだ一度しか行ったことがないので、全部の作品を把握していません(>_
1945年1月27日、ナチス・ドイツに作られたアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所がソ連軍によって解放されました。あれから70年を迎える今年、存命中の元収容者やその家族、また各国首脳らが1月27日の式典に参加しました。この70年、元収容者の人たちはどんな思いを持って生きてきたのか、またこの負の歴史を繰り返さないために各国機関はどのような努力をしてきたのか、日本テレビ報道部が現地取材を行いました。この様 […]
そして、ポーランドと言えばの巨匠はヤン・マテイコ(Jan Matejko)さん。政治や歴史の絵を得意とし、戦闘シーンの絵が有名。国立博物館(Muzeum Narodowe w Warszawie)には巨大な「グルンヴァルドの戦い」の油彩画があります 個人的に大好きなのが、ヤン・マテイコの弟子のヤツェク・マルチェフスキ(Jacek Malczewski)さん。象徴主義画家です。実在しない概念を具現化している作品で、何ともロマンチックです。この人の絵を一 […]
ヨーロッパ旅行の楽しみの一つは美術館めぐり☆ルネッサンス、バロック、印象派、シュールレアリズム・・・巨匠の本物の作品を実際にこの目で見る喜びはたまりません。でも、ポーランドって・・・どんな画家がいるの?そもそも美術館ってあるの?って思っている人、少なくないのではないでしょうか。実は私もそう思っていましたが、もちろんポーランドにも素敵な画家がいて、巨匠の作品がたくさんあるんです。 ポーランドの […]
ポーランドの世界遺産のひとつであるアウシュヴィッツ強制収容所跡を見学して来ました。今は博物館になっていて、多くの観光客が訪れる一大スポットになっています。 まずアウシュヴィッツのほうに行きました。有名な「働けば自由になる」と書いてある門を入ると、煉瓦でつくられた建物が整然と並んでいます。その建物の中に展示がされているのですが、当時の収容者たちのトランクやメガネや靴はおろか、刈り取られた髪の毛 […]
みなさんこんにちは、りんごです。ポーランドはすっかり秋、コートにブーツ姿で歩く人たちが多くなってきました。これからあっという間に長い冬に突入するかと思うと憂鬱であります。 さて、今回はワルシャワ北部のジョリボジュ(Żoliborz)区にあるツィタデラ(Cytadela)というところへ行ってきました。ツィタデラはもともと帝政ロシアの皇帝ニコライ1世によって、11月蜂起の後ポーランドの反ロシア活動を監視するために作ら […]
2014年4月、ワルシャワに共産主義時代のポーランドをテーマにした博物館、Czar PRL(チャル・ペー・エル・エル – ポーランド人民共和国の魔法)がオープンしました! この博物館、Adventure Warsawというワルシャワの観光ガイドさんグループの発案で作られました。ワルシャワを案内するには共産主義時代の話は避けて通れないこと、観光客が一番興味を持つのは建築物とそこに住んでいた人々の生活についてであ […]