ポーランドの世界遺産

  現在ポーランドには14の世界遺産があります。どのようなものがあるのかをまとめました。   クラクフ歴史地区:中央広場はヨーロッパ最大の大きさであり、昔の面影を残す教会や石造りの建物、宮殿などが数多く残っている。世界遺産の登録が始まった1978年、世界遺産の最初のひとつとして登録された ビアウォヴィエジャの森:ポーランド唯一の自然遺産。ベラルーシとの国境にまたがっている。ヨーロッパ最後の原生 […]

ザモシチ (Zamość)

ザモシチ(Zamość)はポーランドの南東部、ウクライナとの国境から130キロのところにある人口約7万人の町です。1992年に世界遺産に登録されました。16世紀、イタリアに留学していた貴族ヤン・ザモイスキ公の「祖国にイタリアのパドヴァのような町を作ろう」という考えのもとに作られました。イタリアのパドヴァ出身のベルナルド・モランドが設計した後期ルネッサンス様式の町並みがそのままの姿で残っています。「ルネッサン […]

ジェシュフ (Rzeszów)

ジェシュフ (Rzeszów)はポーランド南東部にある人口2o万の町です。1354年、ポーランド王カジミェシュ3世によって創設されました。昔からさまざまな信仰と国籍の人々が住んでいたことから、ジェシュフの建築と文化には多様性のあることが特徴です。20世紀初頭から現在まで、航空産業が盛んなことで知られています。ウクライナとスロバキアまでそれぞれ約90キロ と近く、またジェシュフ空港より格安航空機が飛んでいるた […]

ルブリン(Lublin)

ルブリンはポーランド東部最大の町です。人口は約35万人、豊かな歴史と国際的な雰囲気は多くの観光客を虜にしています。700年前からある通りや旧市街、教会、建物以外にも、ゼンボジツキ湖(Zalew Zemborzycki)という貯水湖があり、市民の憩いの場となっています。一年中さまざまなフェスティバルや演劇、コンサートなどを楽しむことができる、ポーランド東部最大の文化都市でもあります。ルブリンに来たら間ならず食べた […]

エルブロング (Elbląg)

ワルシャワから北方300キロの距離にエルブロングという町があります。人口は約12万4000人。町が作られたのは1237年で、ドイツ騎士団がエルブロングに城郭を建てたことから始まります。14世代には重要な港町として、貿易も栄えていました。ポーランド分割の際にはエルブロングはプロイセン領となりました。造船所で潜水艦と機関車が組み立てされました。1945年エルブロングは再びポーランド領となりましたが、長い戦いのせい […]

クラクフ (Kraków)

クラクフ(Kraków)は、ポーランド南部にあるマウォポルスカ県の県都。ポーランドで最も歴史ある都市の一つで、17世紀初頭にワルシャワに遷都するまではポーランド王国の首都でした。古い町並みが残る感じは日本で言えば京都でしょうか。この美しい町にな多くの観光客が訪れます。今回はクラクフに行ったらはずせない場所をご紹介します! 建物 説明 バルバカン Barbakan 15世紀、中世のクラクフは、外部からの侵入を防ぐた […]

ワルシャワ (Warszawa)

ワルシャワはポーランドの首都であり、人口約170万人、総面積約515平方kmのポーランド最大の都市です。1596年にジグムント3世の政策によりクラクフからワルシャワへ宮廷が移転、その後首都となりました。第3次ポーランド分割後の1918年、ポーランドは独立国家となりワルシャワはまた首都と定められました。 しかし1939年のナチス・ドイツがポーランドへ侵攻したことによりワルシャワはナチス・ドイツの占領下に置かれます。 […]

日本風ペンション ヴィラ・ジャポニカ / Dom Japoński Villa Japonica

和風ペンション・Villa Japonica(ヴィラ・ジャポニカ)は約600㎡の快適に楽しめる建物で、各室はゆったりした広さをもち、収容客数は30人強まで可能です。また、1936年に建造されたこの建物は歴史的建造物として当局より指定を受けています。私どもは2000年に購入し、その後数年にわたりバスルームやその他の設備について入念に手を加えて改修を行いました。なお、創建当時の特徴のあるものはできるかぎり保存 […]

ポズナン国際氷彫刻フェスティバル (POZnan Ice Festival)

ポーランド西部の街ポズナン。ポーランド王国最初の首都であり、美しい旧市街広場や市庁舎で有名ですが、この旧市街広場には毎年12月半ばになると氷の彫刻が飾られます。 これは2006年から続いている氷彫刻コンテスト (POZnan Ice Festival)の作品です。このフェスティバルは氷彫刻のイベントとしてはポーランド最大のもので、毎年12月中ごろの週末に開催されます。参加するアイスカーバーはポーランドのみならずアメリカ・ […]

ライコニック(Lajkonik )

聖体の祝日からちょうど一週間後、クラクフではライコニック(Lajkonik)というお祭りが行われます。これはカラフルでオリエンタルな衣装に身をつつみ、作り物の馬にまたがったライコニックと呼ばれる男性がパレードをするものです。 このお祭りはポーランドのとある伝説が元になったものです。13世紀、タタール人たちがクラクフを我が物にしようと来襲、もうクラクフの門の目の前まで来ていましたが、夜になったためにヴィス […]

ポーランドの自然

  ポーランドは美しい自然で有名な国でもあります。今回はポーランドの自然における「国内一」をご紹介します。 最も長い川 ヴィスワ(Wisła)川。1047キロメートルの長さを誇る。 最も高い山 リスィ(Rysy)山。標高2499メートル。 最も大きい湖 マズーリ地方にあるシニャルドヴィ(Śniardwy)湖。長さ221キロメートル、幅13.4キロメートルで広さは11万383ヘクタール。 最も深い湖 ポドラスキェ県にあるハンチャ(Hańcza)湖 […]

カトヴィツェ (Katowice)とシロンスク県 (Śląsk)

  南ポーランド屈指の工業都市・カトヴィッツェとシロンスク県 カトヴィッツェとその周辺の都市はポーランドでも有数の工業都市。特に石炭採掘業、鉄鋼業などが盛んな地域です。また、カトヴィッツェは国際列車の接続駅でもあり、毎日多くの国際列車が行き来しています。 カトヴィッツェの印象をひと言で表すと『煤けた街・カトヴィッツェ』というのがピッタリではないでしょうか。昔から石炭を多く採掘している土地柄 […]