3月5日は姑の日(Dzień Teściowej – ジェン・テシチョヴェイ)です! この祝日はもともと1934年にアメリカ・テキサスのローカル紙が提唱して始まったそうですが、なかなか母の日ほどにはポピュラーにはならなかったようです。ポーランドの“姑の日”は1980年代の終わりごろから始まりましたが、やはりなかなか定着せず、最近になってインターネットが普及し始めてからやっと少しずつ知られるようになってきたのだそうです。 “姑の日”は母の日や父の日と同じく、カードを渡したり電話でメッセージを伝えたりするそうです。日ごろは嫁姑関係があまり良好ではない人も、この日くらいはお姑さんに笑顔になってもらってもいいのではないでしょうか? 関連記事 / Related posts: 祖父の日(Dzień Dziadka) – ポーランドの祝祭日 男性の日 (Dzień Mężczyzn) – ポーランドの祝祭日 祖母の日 (Dzień Babci) – ポーランドの祝祭日 女性の日 (Dzień Kobiet) – ポーランドの祝祭日 教師の日 (Dzień Nauczyciela) – ポーランドの祝祭日
ポピエレツ(Popielec)はカトリック教会の典礼歴年のうちの一日で、日本語では「灰の水曜日」と呼ばれています。ポーランド語でもŚroda Popielcowa(シロダ・ポピエルツォヴァ)ということもあります。キリスト教徒にとってとても大切な祝日である復活祭への準備期間である四旬節は、この灰の水曜日から始まります。四旬節はキリストが荒野で40日断食したことに由来していますが、日曜日には断食をしない習慣だったため、実 […]
生活する上でも旅行する上でも、生活の中で数字は切っても切れないものです。ここではポーランド語の数字と、その発音方法をご紹介します。 数字 ポーランド語 読み方 発音 1 jeden イエデン 2 dwa ドゥヴァ 3 trzy チシィ 4 cztery チテリィ 5 pięć ピエンチ 6 sześć シェシチ 7 siedem シェデム 8 osiem オシェム 9 dziewięć ジェヴィエンチ 10 dziesięć […]
オフィアロヴァニェ・パンスキェ (Ofiarowaie Pańskie)はポーランドの聖日です。Matki Boskiej Gromnicznej(マトキ・ボスキ・グロムニチネイ)と呼ばれることも多くあります。日本語では聖燭祭もしくは主の奉献の祝日と言われています。グレゴリオ暦で2月2日に祝われます。 これは聖母マリアとナザレのヨセフが律法の定めに従い、生後40日目のイエス・キリストをエルサレムの神殿に連れてきて、産後の汚れの潔めの儀式を受 […]
1月22日はポーランドでは祖父の日、ポーランド語ではDzień Dziadka(ジェン・ジャトカ)です。 この日は前日の「祖母の日」と同じく、孫たちが大好きなおじいちゃんに日ごろの感謝の気持ちを伝えます。カードやプレゼントを贈ったり、離れて住んでいる場合は電話をかけます。 幼稚園や小学校では祖母の日や祖父の日のために、Laurka(ラウルカ)と呼ばれる手書きのカードを書きます。これは紙にクレヨンや色鉛筆で思い思い […]
1月6日は公現祭です。ポーランド語ではObjawienie Pańskie(オブヤヴィエニェ・パィンスキェ)といいますが、ポーランドでは一般的にはŚwięto Trzech Króli(シフィエント・チシェフ・クルリ)と言われています。 元は東方教会の祭りで、主の洗礼を記念するものでした。4世紀に西方教会に伝わって在の公現祭となりましたが、西方教会では主の洗礼の意味が失われ、幼子イエスへの東方の三博士(メルキオール、バルタザール、 […]
ポーランドでは、11月30日の聖アンジェイ(św.Andrzej)の日の前夜をアンジェイキ(Andrzejki)と呼び、占いをする習慣が残っています。 なぜこの日に占いが行われるようになったかは定かではありませんが、スラブ諸国では秋から冬が結婚シーズン(ポーランドでは1月1日~謝肉祭)と見なされていたこと、秋の収穫後に屋外作業から屋内作業に変わることで、女性たちが糸紡ぎや刺繍などの共同作業で集まることが多くなる、と […]
9月30日は「男の子の日 (Dzień Chłopaka – ジェン・フウォパカ)」とされています。この日、少女達は好意を持つ少年や男性の友人にカードやお菓子などのちょっとしたプレゼントを渡します。しかし「女性の日」のようにポピュラーな日ではないので、少年たち自身もこの日のことを知らない人が多いようです。 ちなみにこの日はあくまでも「男の子の日」であり、対象は少年たちです。大人の男性のための「男性の日」は「 […]
8月15日は聖母の被昇天の祝日です。ポーランド語ではŚwięto Wniebowzięcie Najświętszej Maryi Panny(シフィエント・ヴ二エボヴジェンチェ・ナイシフィエンチシェイ・マリイ・パンヌィ)といいます。 これは1950年、ローマ法王ピオ12世によって定められたカトリックの聖日で、聖母マリアがその人生の終わりに肉体と霊魂を伴って天国にあげられたことを記念するものです。この日は全国の教会で盛大なミサが行われますが、な […]
1989年6月4日は、当時社会主義政権下のポーランドで第1回目の自由選挙が行われた記念すべき日でした。これは1980年代初頭に始まった民主化運動の高まりを受け、政府と独立自主管理労働組合「連帯」に代表される反体制勢力の話し合いの場として設けられた「円卓会議」で合意された内容により行われた選挙でした。 この選挙は6月4日・18日と2回にわたって行われ、その結果「連帯」勢力が圧倒的大勝利を収め、東ヨーロッパでは […]
ヴィスワヴァ・シンボルスカ (Wisława Szymborska)はポーランドの詩人・エッセイスト・評論家・翻訳家・ノーベル文学賞受賞者です。 シンボルスカは1923年7月2日現在はクルニクの一部となっているプロヴェントという町で政治家の父ヴィンツェンティと母マリアの次女として生まれました。1929年クラクフへ引越し、第2次世界大戦中は地下学校で教育を受け、1943年からは鉄道員として働いたことでドイツ帝国への強制労働送りを […]
偶然にも日本と同じく、5月3日はポーランドの憲法記念日です。ポーランド語ではŚwięto Narodowe Trzeciego Maja(シフィエント・ナロドヴェ・チシェチェゴ・マヤ)と言います。 1791年スタニスワフ2世王が成文憲法案を議会に提出し、それが5月3日に議会で採択されました。これは成文国民憲法としてはヨーロッパで初のものであり、世界ではアメリカについで2番目です。 しかしこの祝日もこの1年後の1792年にポーランド・ロシ […]
5月1日はメーデー、ポーランド語でŚwięto Pracy(シフィエント・プラツィ-労働の日)と言います。 この5月1日のメーデーは世界各地で祝われているものです。もともとは、1886年5月1日にシカゴで労働者達が8時間労働制要求ストライキを行ったのが起源で、それを記念して1890年から祝われているのだそうです。ポーランドでの最初のメーデーはやはり1890年、 社会革命党(Socjalno-Rewolucyjnej Partii Proletariat)が主催した […]