ポーランドのカトリック信者の間では最も大切な祝日のひとつであるイースター(ポーランド語ではWielkanoc – ヴィエルカノツ)。毎年春分の日のあとの最初の満月の次の日曜日のことで、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが3日目に復活したことを記念してお祝いする日です。 イースター当日の日曜日は、早朝に教会のミサに行ってキリストの復活を祝った後、まずは前日教会で清めてもらったバスケットの中身を家族の人数分にわけたものを食べて朝ごはんが始まります。この日に食べられるのは何と言っても卵。ゆで卵を半分に切ってマヨネーズをかけたものやスタッフドエッグなど、とにかく卵を食べます。そしてバルシチ・ビアウィ(Barszcz biały)というジュレックに似たスープ、白ソーセージ、ハムやサラダ・ホースラディッシュなどが並びます。デザートにはマズレック(Mazurek)やバプカ(Babka)などのケーキが食べられます。 イースターの日曜日と翌日の月曜日は国民の休日です。お店はほとんど閉まっている(土曜から閉まるところもあります)ので、お買い物はその前に済ませておくことを忘れずに! (写真はstudio.wp.plのものです) 関連記事 / Related posts: ポーランドのクリスマス – ポーランドの祝祭日 マズレック (Mazurek) ポピエレツ (Popielec) – ポーランドの祝祭日 ヴィエルキ・ポスト(Wielki Post) – ポーランドの祝祭日 聖土曜日(Wielka Sobota) – ポーランドの祝祭日
イースター前日の土曜日は聖土曜日、ポーランド語でWielka Sobota(ヴィエルカ・ソボタ)といいます。 この日は十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストを追悼する日です。この日は前日の聖金曜日と同じくミサは行われませんが、信者はイースターのために用意したświęconka(シフィエンツォンカ)というものを持って教会に行きます。このシフィエンツォンカはちいさな籠の中に、キリストの復活を意味する砂糖細工の羊、死との勝利を意味する卵、キリストの体を意味するパン、真実と清廉を意味する塩、肉体の力を意味する西洋わさび、家族の繁栄を象徴するハムやソーセージ、財産や知識を意味するケーキ(手作りであることが重要)などが入っています。これを教会へ持って行き、聖水をかけて祝福してもらい、家に帰ります。祝福してもらったシフィエンツォンカはイースター当日の朝食となります。 (写真はpl.wikipedia.orgのものです) 関連記事 / Related posts: 聖霊降臨祭 (Zesłanie Ducha Świętego) – ポーランドの祝祭日 ヨーロッパの日(Dzień Europy) – ポーランドの祝祭日 主の昇天の祝日 (Wniebowstąpienie Pańskie) – ポーランドの祝祭日 ポピエレツ (Popielec) – ポーランドの祝祭日 ヴィエルキ・ポスト(Wielki Post) – ポーランドの祝祭日
Kenrokuen 兼六園 to wspaniały i rozległy ogród przypominający park znajdujący się w centrum Kanazawa 金沢 i jest jedną z głównych atrakcji miasta. Rozciągając się na prawie 25 akrów, był kiedyś zewnętrznym ogrodem Zamku Kanazawa, ale został otwarty dla publiczności w 1874 roku. Wraz z ogrodem Kairakuen 偕楽園 w mieście Mito 水戸市 i ogrodem Kōrakuen 後楽園 w mieście Okayama 岡山市, Kenrokuen uważany jest za jeden z trzech cudownych ogrodów Japonii. Ogród został stworzony w latach 20 XVII wieku przez rządzącą ówcześnie na tym terenie rodzinę Maeda 前田氏 . Od 1676 roku nosił nazwę Renchitei. Ogród ten został zniszczony przez pożar w 1759 roku, ale został odrestaurowany w 1774 roku. W 1822 roku ogród […]