自動車博物館 (Muzeum Motoryzacji i Techniki)

ワルシャワから西へ車で30分ほどのところに、オトレンブスィ(Otrębusy)という町があります。ここにはポーランドでも珍しい、自動車博物館(Muzeum Motoryzacji i Techniki)があります。 ワルシャフスカ通り(ul.Warszawska)をずっとミラヌヴェック(Milanówek)方面へ進んでいき、突如左手に真っ赤な2階建てバスが現れたらそこはもう博物館。2階建てバスの横には、10年以上前にポーランド国内を走っていたイカルスと呼ばれる […]

ヴィラヌフ宮殿博物館(Muzeum Pałacu Króla Jana III w Wilanowie)

ワルシャワのヴィラヌフ区(Wilanów)には立派な宮殿があります。 これは17世紀に当時のポーランド国王ヤン3世ソビェスキ(Jan III Sobieski)が夏の住居として建築したものです。19世紀になると、ヤン3世そしてのちの城主たちが集めた美術品・家具・中国陶器などが展覧されるようになり、宮殿も博物館となりました。 宮殿の中の部屋は、まるでまだ国王が住んでいるような印象です。 現在ヤン3世ソビェスキのヴィラヌフ宮殿博 […]

ヴァムビエジツェ (Wambierzyce)

ヴァムビェジツェ(Wambierzyce)という町は、ヴァウブジフの近くにありキリスト教徒の巡礼地として有名だ。その巡礼所の一つに、女性が吊るされた十字架がある。また、この町には、ヴァンパイアの様に、実際に棺で寝ている変わり者がいるそうだ。 その他にも、この辺りは自然が豊かでブオンドネスカウィ(Bledne Skaly)という変わった形をした岩肌やヤスキニャニェジヴェジャ(Jaskinia Niedzwiedzia)という有名な洞窟な […]

タルノフスキェ・グリ銀鉱跡、ユネスコ世界遺産に登録

7月2日からポーランドのクラクフで行われていたユネスコ世界遺産委員会で、現地時間の7月9日、ポーランド南部シロンスク県にあるタルノフスキェ・グリ(Tarnowskie Góry)の銀・鉛・亜鉛採掘鉱跡(Zabytkowa Kopalnia Srebra)が、新たにユネスコ世界遺産に登録されることが決定しました。 タルノフスキェ・グリ銀鉱跡はポーランドで15番目、シロンスク県内では初めての世界遺産となりました。 世界遺産の詳細についてはこちら […]

ポーランドのユダヤ人歴史博物館 POLIN(Muzeum Historii Żydów Polskich POLIN)

ポーランドのユダヤ人の歴史博物館(Muzeum Historii Żydów Polskich POLIN)は、ワルシャワでゲットーがあったムラヌフ(Muranów)地区、ゲットーの英雄達像(Pomnik Bohaterów Getta)のすぐ横にある巨大なガラス張りの建物で2014年の秋にオープンしました。博物館の名前であるPOLINとはヘブライ語でポーランドを意味するのだそうです。2016年には“European Museum of the Year”に選ばれました。 ここではポーランドでのユダヤ […]

クドヴァ・ズドゥルイ (Kudowa Zdrój)

頭蓋骨で出来た教会 クドヴァ・ズドルイ(Kudowa Zdrój)という町は、ヴァウブジフの南に位置し、スタラポランカというポーランドでは有名なミネラルウォーターの生産地として有名です。その他にもこの町では、様々な種類の源泉があり、温泉水を飲んで療養することもできます。更に、何キロか離れたクドヴァチェルムナ(Kudowa Czermna)という村には、世界にも数少ない頭蓋骨から出来た教会があります。ある宣教師が、野原一 […]

クラクフのバルバカン (Barbakan w Krakowie)

クラクフの観光名所のひとつである、バルバカン(Barbakan)について。 バルバカンは15世紀に造られた円形の砦で、今ではワルシャワなどヨーロッパ数ヵ所にしか残っておらず、クラクフにあるものは、現存する最大規模のものです。 長らくの修復工事も終わり、2006年から、一般拝観ができるようになりました。しかも夏のみの公開で、毎日10:30から18:00まで見学することができます。 7月と8月には中世期にまわる色々 […]

グニエズノ (Gniezno)

グニェズノは、見渡す限りの平原やあちこちに点々とする湖があるヴェルコポルスカ地方にあり、スイスの田舎町のようにとてもこじんまりとした閑静な街だが、ミェシュコ1世が建てたポーランド最初の王国・ポラニェ王国の発祥地で、初代王朝の遺品を展示している博物館もあり、ミェシュコ1世に洗礼を施しポーランドに西方キリスト教を伝えた聖職者ヴォイチェフが祭られているポーランドカトリック教会の総本山があるので、い […]

カジミエシュ・ドルヌィ (Kazimierz Dolny)

カジメシュドルヌィはルブリンのすぐ近くにあり、車であっという間についてしまう。だから、ルブリンと一緒に併せて旅行すると良いのではないでしょうか。この町は、芸術の町として有名ですが、その理由は、この町に建っている変わっている建物をスケッチにくる画家が多いからです。それでは、なぜ、この町の建物が変わっているかというと、昔、この町は行商人が通過する拠点で、そのほかにもたくさんのユダヤ人が住んでい […]

カルパチのバイキングの教会 (Świątynia Wang w Karpaczu)

このバイキングの教会があるカルパッチ(Karpacz)という町(ヴァウブジフの近く)は、ザコパネに並ぶポーランドで有名な避暑地だ。 なぜ、こんな山奥にバイキングの教会(Świątynia Wang)があるかというと、以前、この辺りにバイキングが住んでいて、この教会を建てたという訳ではなく、バイキングの教会をノルウェーから買い取り、カルパッチで組み立てなおしたというだけだ。 しかし、現存するバイキングの教会は、世界で […]

マルボルク城 (Muzeum Zamkowe w Malborku)

この地方にはドイツ騎士団の城が彼方此方に点在している。この重層な構えのマルボルク城は、お城といってもドイツのノイシュバンシュタイン城などの絢爛豪華な国王の居城とはまったく異なり、ドイツ騎士団がポーランドを征服するために立てた要塞で、戦いで命を落とした騎士の唸り声が今にも聞こえてきそうで、どことなく不気味な雰囲気が漂っているように見える。城内も美しく華やかというよりは重苦しい感じで、ヨーロッ […]

ヴロツワフの100年記念ホール (Hala Stulecia we Wrocławiu)

2006年に世界遺産に登録されたヴロツワフの100年記念ホール(Hala Stulecia)がポーランドの世界遺産のひとつ。 ライプツィヒの戦い100周年を記念するため、マックス・ベルクの計画により1911年から13月間にかけて建てられた。当時の建築物としては画期的だった鉄筋コンクリート製で、技術・設計において20世紀初頭の大型建造物のパイオニアと言われている。ホールは1913年5月20日に開館した。最初の展覧会は100年記念展覧会 […]