2010年夏。 ワルシャワの旧市街広場で買った一枚の水彩画。 絵葉書ほどの大きさだが、一目惚れして買った。 たしか、80PLNだったから・・・当時で約2600円である。 夏になると、名もなき、年老いた絵描きたちが鳩の舞う石畳の広場で絵を売っている。 その周りには各カフェのオープンテラスが並び、「人魚の像」の近くには、赤や黄色の風船がついたアコーデオンを弾く小太りの男がいて、そのまわりに子供たちが群がっている。 あのにぎやかな光景が僕は好きだ。と同時に、太宰治の短編を思い出す。「絵描き」としての長い人生には、様々な試練や紆余曲折があっただろうし、もし何十年もただひたすらに絵を描き続けてきたのだとしたら、立派だ。 芸術とは、本来そういうものではないかと思う。 太宰の言葉を借りれば、 『歯がぼろぼろに欠け、背中は曲がり、ぜんそくに苦しみながらも小暗い路地で一生懸命バイオリンを奏している、かの見るかげもない老爺の辻音楽師を、諸君は笑うことができるであろうか。』 である。 そんなふうに、少し感傷的になって買った一枚。 この水彩画を眺めていると、僕はあの時の年老いた絵描きの優しい目を思い出す。 関連記事 / Related posts: ポーランドの紅茶(元留学生によるポーランドの想い出) サスカケンパでおしゃれなカフェをお探しなら(K:KOの雑記帳) その場で小物を手作りできるお店 (K:KOの雑記帳) 寿司 / Sushi(けいこのポーライフ / Polajf K:KO) ハーフマラソン観戦(キナコママのワルシャワ滞在記)
お世話になっております、りんごです。ワルシャワのこの天気の安定しなさ加減といったらどうでしょう。暑いなら暑い、寒いなら寒いとはっきりしてほしいものです。 さて、以前うめちゃんのお散歩定番コースとしてPole Mokotowskieをご紹介しましたが、今回はワルシャワ南部に広がるLas Kabacki(ラス・カバツキ‐カバティの森)をご紹介したいと思います。ウルシヌフからカバティ、ポフシンの辺りまでまたがるこの森 […]
Meido café (czy też meido kissa) to popularny w Japonii rodzaj kawiarni, w których gości obsługują kelnerki ubrane w stroje pokojówek. Miejscem, w którym wszystko się zaczęło, i zlokalizowane jest najwięcej tego typu przybytków, jest tokijska Akihabara – dzielnica elektroniki i mekka fanów (otaku) mangi i anime. Kelnerki w meido café traktują klienta jak pana domu, już na progu […]
Japonia nie bez przyczyny uchodzi za drogi kraj. W przypadku planowania podróży sporą część funduszy pochłania transport, zwłaszcza gdy zależy nam na czasie i przemieszczamy się shinkansenem. Przykładowo, przejazd superszybką koleją na odcinku Tokio-Kioto to wydatek rzędu 13.000 jenów (ok. 380 zł). Jednak i w tym przypadku można znaleźć sposoby na zaoszczędzenie sporej kwoty. Jednym z nich […]
Po śmierci dn. 8 czerwca br. 111-letniego Aleksandra Imicha – urodzonego w Częstochowie Amerykanina polskiego pochodzenia, najstarszym żyjącym mężczyzną został Japończyk – Sakari Momoi. Urodzony 5 lutego 1903 roku we wsi Ishigami (obecnie miasto Minami Sōma) w prefekturze Fukushima Momoi jest młodszy od Imicha o zaledwie jeden dzień! Natomiast 116-letnia Misao Ōkawa (ur. […]
こんにちは! Shinya Ayama と申します。 吉本芸人出身の役者の、 アウトサイダーな絵描きです。 2009年夏から、ポーランドと日本を行ったり来たりしながら絵を描き続けています。一年の半分くらいは毎年ポーランドに滞在。今年の1月、2月には、クラクフのul.Floriańskaのギャラリ―で初個展を開催しました。芸大出身ではないので、信じるものは自分の感性のみ。作品は旧市街や古い建築、家、トラムを […]
聖体の祝日からちょうど一週間後、クラクフではライコニック(Lajkonik)というお祭りが行われます。これはカラフルでオリエンタルな衣装に身をつつみ、作り物の馬にまたがったライコニックと呼ばれる男性がパレードをするものです。 このお祭りはポーランドのとある伝説が元になったものです。13世紀、タタール人たちがクラクフを我が物にしようと来襲、もうクラクフの門の目の前まで来ていましたが、夜になったためにヴィス […]
Neko café (czy też neko kissa) to kawiarnia, w której goście racząc się wyborną kawą i delektując ciastem spędzają czas w otoczeniu kotów. Po złożeniu zamówienia, można nakarmić mruczącego czworonoga lub pobawić się z nim. Wizyta w takiej kafejce to wydatek wysokości 600-1200 jenów za godzinę, w wielu miejscach trzeba dodatkowo zamówić minimum jedną potrawę z menu. Godziny otwarcia to najcz […]
ポーランドはいちごの季節を迎えました。春先からいちごは売っているのですが、それはスペイン等から輸入されたもの。5月下旬ごろから、ポーランド産のいちごが買えるようになりました。 先日、ハラミロフスカの市場へ行きました。いちごが1キロ4ズロチ(約120円)グラム単位で買えるのですが、今回はかごひとつ2キロで、かご代いれて9ズロチ(約270円)で買ってきました。 形はふぞろいですが、どれもいい色 […]
1989年6月4日は、当時社会主義政権下のポーランドで第1回目の自由選挙が行われた記念すべき日でした。これは1980年代初頭に始まった民主化運動の高まりを受け、政府と独立自主管理労働組合「連帯」に代表される反体制勢力の話し合いの場として設けられた「円卓会議」で合意された内容により行われた選挙でした。 この選挙は6月4日・18日と2回にわたって行われ、その結果「連帯」勢力が圧倒的大勝利を収め、東ヨーロ […]
ポーランドでビックリしたこと ・ご飯の時間が日本と違う。(ポーランドの伝統的なお昼の時間は15時ごろ) ・夏場の女性の露出が年齢層問わず大胆。 ・公共での飲酒厳禁。 ・お年寄りの物乞いが多い。 ・サウナが男女共同なこと。そして男女問わず普通に全裸の人がいる。 ・犬の糞が道にたくさん落ちている。 ・車・バスの運転がとても荒い。 ・ポーランド人の飲酒レベル。ビールにウオッカを入れる人がいるのには驚いた。 […]
Z czym kojarzy się Wam Fukushima? Z Trzęsieniem ziemi? Tsunami? Radioaktywnością? Faktycznie odbudowa w regionach poważnie zniszczonych przez gigantyczne trzęsienie i następujące tsunami nie idzie zgodnie z planem. Nadal długa i trudna droga przez Fukushimańczykami. Toteż nie ma w tym nic dziwnego, że Fukushima może kojarzyć się z takimi rzeczami. Ale czy tak naprawdę Fukushima zosta […]
まいど。ポーランドは国中雨模様で寒いです。こんな天気だとお散歩行くのも億劫ですね。うめちゃんもあんまり外に出たがらず、ベッドの上でゴロゴロしてることが多いです。 さて、今回は私とうめちゃんの出会いについて書いてみたいと思います。興味ない?まあひとつ聞いてくださいよ。うめちゃんとの出会いは3年近く前だったか、ある夏の日の朝でした。その頃人生大震撼中だった私、その時もまあいろいろそのせいで […]